いざテレワーク 先進企業に学ぶ「在宅に必要なモノ」

会議中にブレーカーが落ちた!

――実際にテレワークを続けて感じたメリットは?

ひとつは、同僚との関係が良くなったことです。テレワークでは、よく「コミュニケーションが不足する」と言われますが、実際にやってみたら反対でした。いつも一緒にいると、ささいなことが気になってストレスを感じることってあるじゃないですか。隣の人の貧乏揺すりが気になったり、キーボードをたたく音が気になったりするという話もよく聞きます。テレワークだと、ほどよい距離感を保てるため、ストレスが軽減でき、良好な人間関係が築けるようになったと感じています。

もうひとつは、家族との関係。家にいれば、学校から帰ってきたときの子どもの顔が見られます。私は小学校5年生の子どもがいるのですが、帰ってきたときの顔色を見て、彼女の今の状況を確認できるようになりました。ワーキングマザーには、これが一番のメリットかも。

――最後にテレワークでの失敗談を教えてください。

私はネットワーク経由で会議をしている最中に、ブレーカーが落ちたことがあります。主催者として話しているときに、突然ブレーカーが落ちて回線切断。急に画面がブラックアウトしたので、参加者はびっくりしたそうです。あわててスマホで「ブレーカーが落ちました!」と伝えると、みんな大笑いしていました。ブレーカーが落ちた原因は家族が電子レンジを使ったからです。それからは、「会議中はレンジ使用禁止」という紙をレンジに貼るようにしています。

テレビ会議中に家族が電子レンジを使ってブレーカーが落ちた経験を持つ寿さんは、それ以来、テレビ会議をする前に電子レンジに張り紙をしている

私は広報なので外出もしますが、エンジニアのような職種の場合、つい続けて仕事をしてしまうのも、自宅ならではの問題かもしれません。うちの社長は好きな音楽で30分のセットリストを作って、それが終わると休憩するようにしているそうです。

気をつけなければならないのが、運動不足。通勤は意外といい運動になっていたんですね。同僚からも「太った」という話を聞きました。だから意識して運動するように努めなければ。産業医からもその点は注意してほしいとアドバイスされています。

(文 井上真花=マイカ)

MONO TRENDY連載記事一覧
注目記事
MONO TRENDY連載記事一覧