Men's Fashion

冬の差し色に白インナー 軽やか+清潔な印象演出

How to

2020.2.28

LEON

冬のカラーコーディネートは、とかく暗く沈みがち。そこで重宝するのが、白インナーです。差し色的に使えてコーデの軽快感がグッと増すだけでなく、スポーティさやリッチ感まで纏うことができるのですよ。

傑作映画には名脇役が不可欠。それは冬の着こなしも同じ、と教えてくれるのが白インナーです。 重く見えがちな秋冬の装いに、軽やかなヌケ感やスポーティさ、リッチ感を加え、差し色的に使うと装いが軽快に引き締まる効果も。しかも色合わせ不要ゆえ、どんな着こなしにも使えます。で、ここに挙げた4着があれば、冬のこなしがグッと楽チン洒脱になるはずですよ。

Item 【1】 白のフラノシャツ

ここ数シーズン、小誌が取り入れてきたのが、白シャツをニットの襟元や裾から覗かせ、軽快感を演出するテク。 この冬は白フラノでアップデイトしてくださいな。

◆ バルバ

これまでなかった白フラノは大活躍確実
なめらかで暖かい、コットンカシミアの薄手フラノを用いたワイドカラーシャツ。素材に暖かみがあるため、タイドアップしてもノータイでもサマになります。また背ダーツ入りの立体的なシルエットで、ニットなどをレイヤードしてもスッキリと収まるんですね。オン・オフ双方でこの冬は重宝間違いなしかと。 シャツ3万4000円/バルバ(グジ東京店)

フラノ特有の表情がリッチ感をプラス
軽快感や清潔感だけでなく、フラノ特有の暖かみのある表情がリッチさを醸し出すんですね。ニットとの素材感の相性も、当然申し分なしです。

ブルゾン4万5000円/バグッタ(トレメッツォ)、ニット2万3000円/マッキントッシュ ロンドン(SANYO SHOKAI)、パンツ3万6000円/ジェルマーノ(バインド ピーアール)、サングラス4万7000円/アイヴァン 7285(アイヴァン 7285 トウキョウ)、時計70万円/ゼニス

Item 【2】 白のプルオーバーパーカ

現在LEONがイチオシ中のインナーである白パーカ。 装いにヌケ感のあるスポーティリッチなムードを加える最旬アイテムが、この冬も大いに活躍してくれますよ。

◆ ジュンハシモト

シンプルだからこそ素材にこだわった良品
アメリカンヴィンテージスウェットを意識し、コットン100%でしっかりと編まれたフレンチテリー使用のプルオーバーパーカ。ほどよいオーバーサイズシルエットであり、素材の存在感も相まってインナーとしてはもちろん、一枚でも絵になります。ボリューム感あるフードで小顔効果も。 パーカ2万円/ジュンハシモト(ジュンハシモト 表参道ヒルズ)

いつものコートも白パーカでいまどきに
クラシックなテーラードコートも、白パーカを合わせると一発でスポーツリッチな雰囲気に。フルジップパーカは要素が多くなって合わせにくいので、シンプルなプルオーバータイプが正解です。またヌケ感を醸すフードは素材が薄いと貧弱に見えるので、ある程度ボリュームのある素材がベター。

コート19万円/エルネスト(バインド ピーアール)、パンツ2万9000円/ブリリア 1949(トヨダトレーディング プレスルーム)