どこでも手軽に薫製ができる
今やパーティーに薫製料理は欠かせません。こだわり派の男性なら、本格的にいぶしたものを花見に持参することもあるでしょう。でも、それではエンターテイメント性が足りないと思いませんか。そこで提案したいのが、その場で薫製を作ること。
とはいっても薫製鍋や大量のチップを用意するのは大変。もっとコンパクトにできるのが、グリーンハウスのコンパクト薫製器「フードスモーカー」。
大きさは500ミリリットルのペットボトルほど。3種類の国産チップ付きです。ひとつまみのチップを頭の部分にのせて燃やすと、チューブから煙が出て香りがつくという仕組み。皿にチーズやゆで卵、ウインナー、ナッツなど、香りをつけたい食材を置いてラップをかけます。その中にチューブを入れれば、あっという間に香りがついて薫製の出来上がり。本格的な味わいなのでパーティーで注目されることまちがいなし。一味違う花見パーティーになります。
地球にやさしいストロー

プラスチック製のストローは世界中で問題になっています。プラスチック製品はこれからどんどん減っていくのだろうなと思います。そんな動きの中、さまざまな素材のストローが登場しています。紙製、竹製、アルミ製など。私がおすすめするのは、アルミ製です。
紙製も竹製も何度も使える素材ではありません。使っている間に形が変形したり、飲み物の味が変化することもあります。アルミ製は半永久的に使える素材。金属製だから味が気になるのでは、と思っていたのですが、実際に冷たい飲み物を飲んでみると、金属の味は気になりません。むしろ冷たさが持続しておいしさが倍増するくらい。うれしいのは、何度も清潔に使えるように、専用の掃除ブラシが付いていること。この細やかさはさすが新潟県燕市産。パーティーで出せば、一目置かれると思います。
本格派すずチロリで日本酒を楽しむ
大人になったらぬる燗の日本酒をたしなむようになってみたいもの。私はまだその域まで達していないのですが。店でぬる燗を楽しむのは普通のことですよね。それをアウトドアでも楽しめるようにしたのが、持ち運べる、卓上酒燗器「ミニかんすけ・匠」です。実はこの商品は業務用。卓上用として今も定番商品です。最近では、一つ一つの素材にこだわりがあることから、日本酒愛好家の方にも注目されています。
チロリは、すずの街として知られる富山県高岡市産で純度100%のすず製、チロリを温める陶器は岐阜県産の多治見焼、木のボックスは神奈川県産とどれもこだわりがすごい。すず製品は、日本酒の味をまろやかにするといわれています。日本酒好きでなくても試してみたくなるのではないでしょうか。
使い方は、陶器に湯をいれて、その中に日本酒を入れたチロリをセットするだけ。あとは箱に入れて持ち歩けます。チロリ(360ミリリットル、2合分)は蓋付きなので衛生的、香りもじっくり楽しめます。ホットワインやホットウイスキーもぜひ試してみてください。

お花見の楽しみ方は人それぞれ。ワイワイ大勢で楽しむのもよし。ぬる燗の日本酒でまったりと桜を愛でるのも乙なものです。いつもとは趣向の違う花見パーティーをしてみませんか。(談)
(文 広瀬敬代、写真 菊池くらげ)