ポイント付与や現金還元 株主優待制度の特典多彩にポイント賢者への道(153)

NIKKEIプラス1

写真はイメージ=PIXTA
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株式を保有すると特典を得られるのが株主優待制度です。株主になってもらおうと多くの企業が導入しています。特典としてポイント付与や現金還元をする例もあります。上手に活用すれば株式投資が身近に感じられるかもしれません。

株主優待には様々なタイプがあります。多いのが保有株式数に応じて自社製品・サービスを無料で贈る企業です。オリエンタルランドは100株(最低投資単位)以上の保有者に東京ディズニーランド、東京ディズニーシーのいずれかで利用できる1日パスポートを配布します。タカラトミーは車のおもちゃ、トミカの特別企画品を贈ります。このほか自社店舗を対象とした買い物券や食事券を配ったり、QUOカードのような全国共通の商品券を配ったりする例も目立ちます。

少しずつ増えてきたのがポイント付与による優待です。住宅資材商社のJKホールディングスは3月末の株主(300株以上)を対象に優待ポイントを贈る仕組み(プレミアム優待倶楽部)を導入すると発表しました。受け取ったポイントは2000点以上あるギフトの中から選んで交換します。同様の仕組みはUSEN―NEXT HOLDINGSやエアトリなども採用しています。

ドラッグストア大手のウエルシアホールディングスは買い物券を配布しますが、代わりにTポイントでの受け取りを選ぶことができます。丸井グループは買い物券に加えて、同社のクレジットカード(エポスカード)の保有者にそのポイントを付与します。

現金還元があるのがイオン。発行された株主優待カードをイオンの店舗で提示して買い物すると3~7%がキャッシュバックされます。ツルハホールディングスの株主優待カードも買い物代金の5%が割引となるなどの特典があります。

菊地崇仁
北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、NTTに入社。社内システムやLモードの料金システムの開発などに携わり、2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。06年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、11年3月代表取締役に就任。一般からプラチナまで、57枚のクレジットカードを所有。

[NIKKEIプラス1 2020年2月22日付]

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