華やかな装いに身を包みたいけれど、派手に見られるのもなぁ……。そんな心配から休日の装いもコンサバ一辺倒になってはいないだろうか。春はアウターの色や柄で遊びを加えるチャンスだから、これに挑戦しない手はない。ツボを押さえれば、大人の節度を保ちながら遊びを加えることもできるのだ。
そこでまず薦めたいのが、ペールカラーのスエードブルゾン。愛用するザ・クロークルームの島田さんは「明るい色でも淡い色を選べば着やすいですし、スエードの素材感も色の主張を和らげてくれる。着こなしへ色の遊びを取り入れるのに最適ですよ」とその使い勝手のよさを語る。
( Style Master )
島田雅史さん/ザ・クロークルームトウキョウ代表取締役春らしさを表現するのにペールカラーのブルゾンはぴったり。休日に華やかな色を纏うと、いい気分転換になります。
1. AJMONE(アイモネ)
“サルトリアルレザー”を標榜し注目を集める、気鋭のレザーウェアブランドの一着。水牛の角と真鍮からなる凝った作りのボタンが、上質なラムスエードと相まって、ラグジュアリーな趣だ。 19万5000円(BULLSEYE PR)
2. DELAN(デラン)
フィレンツェ郊外に本拠を置くレザーファクトリーブランドより、柔らかなラムレザーを用いた3rd型ジャケット。袖裏がペイズリー柄だったり、随所に光る遊び心も見どころだ。 9万8000円 (トヨダトレーディング プレスルーム)
3. RUFFO(ルッフォ)
職人気質なイタリアのレザーブランドへ別注した、厚手のゴートスエード製ジップブルゾン。装飾を削ぎ落としたシンプルデザインが、ペールスエードのエレガントな表情を際立たせている。 16万円(ビームス 六本木ヒルズ)
4. PAUL STUART(ポール・スチュアート)
コンバーチブルカラーの軽やかなシャツ型ブルゾン。素材には上質で名高いパキスタン産の山羊革を使用。要所の手縫い風ステッチが、柔らかな風合いを際立たせている。2月下旬発売予定。 10万円(ポール・スチュアート 青山店)