Men's Fashion

白パンツの合わせ技 紺ブレならフレンチアイビー気分

How to

2020着たい服と装い方

2020.2.24

MEN'S EX

洒落者に好まれる一方で、ともすると気障なアイテムとして見られがちだった白パンも、今や男のワードローブの基本をなすアイテムに。大人の休日カジュアルに欠かせない存在となった。ならば今、あらためて純白パンツの何たるかと最新の着こなしを、洒落者の装いを通じて考察しようではないか。

80'sフレンチアイビーか

「今でこそ白デニムは一般的ですが、そもそもはドレスコードの問題から、ジーンズを学校で穿けなかったアイビーリーグの大学生のために考案されたもの。白ならば品を損ねず穿けると。だから白パンは元来、品行方正な服なんです」

そう証言するのは、ビームスの中村さん。取材当日は白デニムにダブルの紺ブレを合わせた清潔感のあるスタイルに身を包み、旬の「'80年代フレンチアイビーの気分」を表現したという。紺と白の色合わせは、やはり永遠の定番。最もクリーンな印象に溢れる、誰からも好印象を抱かれる配色といえる。

( Style Master )
中村達也さん/ビームス クリエイティブディレクター
白デニムは、今季トレンドのフレンチアイビーを装うのに欠かせない鍵。合わせは紺のブレザーで決まりでしょう。

パンツは下のモデルと同じもの。以外はすべて中村さん私物。

■SIVIGLIA(シヴィリア)

美脚のシヴィリアを体現する、やや細身のストレート「デニム コア」モデルの“白”。銀色リベットなどのパーツ使いが、クリーンな白にマッチ。ジャケットとの相性も最高だ。 2万6000円(ビームス 六本木ヒルズ)