ネット通販、後払いトラブル急増 定期購入の料金注意

通販の「後払い決済サービス」を巡るトラブルが急増している
通販の「後払い決済サービス」を巡るトラブルが急増している

インターネット通販の決済でトラブルが急増している。目立つのが「後払い決済サービス」だ。コンビニなどで支払いをする後払いサービスは、クレジットカードを持っていない学生や主婦などの利用が多い。カード情報を入力したくない人の利用も増えている。決済の手軽さを逆手にとって、料金表示を不明瞭にする通販サイトがあるので注意が必要だ。

6年前の5倍に成長

通販サイトの後払い決済サービスはクレジットカードを登録しなくても、商品の発送後に請求書が届くというシステムだ。サイトに氏名、住所、電話番号といった基本情報を入力する(図A)。

利用手数料がかかり、カード払いに比べると割高になるケースもある。それでも初めて利用する通販サイトに不安がある時やカード情報の入力にためらいがある人の需要を集めている。後払い決済で最大手のネットプロテクションズ(東京・千代田)では、2018年度の決済金額が2500億円超と前年度と比べ約25%伸びた。6年前と比べると約5倍だ。

企業は主婦や学生などに顧客層を広げられる利点がある。カードや宅配の関連会社といった後払い決済を手掛けるサービス事業者が消費者に代わって商品の代金を支払うので、ネット通販業者は代金が未回収になることもない。

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