打ち合わせを変えれば無駄が減る 佐藤可士和の仕事術クリエイティブディレクター 佐藤可士和(1)

無駄をなくすことは、いいことずくめなのです。その鍵を握っているのが、打ち合わせです。打ち合わせを変えることで、無駄を減らすのです。

無駄が減らせれば、仕事のクオリティは上がる。量もできるようになる。僕が会社員時代の10倍以上の仕事量を、さほど大変だと思わずともできているように、です。

日本の製造業の効率の良さは世界に知られています。ところが、ホワイトカラーやサービス業の生産性はものすごく低い。これは本当に不思議なことです。

では、ホワイトカラーやサービス業では、接客などを除けば、主にどんな仕事をしているのか。その大部分が、打ち合わせなのではないかと思うのです。

打ち合わせが仕事を変える

仕事のほとんどが打ち合わせだということは、仕事のクオリティは打ち合わせのクオリティで決まる、ということ。打ち合わせのクオリティを変えれば、仕事は大きく変わるのです。効率がよくなり、生産性が上がり、無駄がなくなるということです。

それこそ、打ち合わせを変えれば、人生が変わると僕は思っています。仕事のクオリティは倍になり、かかる時間は半分になるかもしれない。そうすれば、人生の豊かな時間が増えます。間違いなく、ゆとりが大きくなっていきます。

毎日の打ち合わせが仕事を変えるのです。それは会社を変え、日本を変えていく。そして、あなたの人生をも変える。

そのくらいの効力を、打ち合わせは持っています。

佐藤可士和
クリエイティブディレクター。慶応大学特別招聘教授、多摩美術大学客員教授。
1965年生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。博報堂を経て「SAMURAI」設立。主な仕事に国立新美術館のシンボルマークデザイン、ユニクロ、楽天グループ、セブン-イレブン・ジャパン、今治タオルのブランドクリエイティブディレクション、「カップヌードルミュージアム」「ふじようちえん」のトータルプロデュースなど。著書に「佐藤可士和の超整理術」「佐藤可士和のクリエイティブシンキング」など。

佐藤可士和の打ち合わせ (日経ビジネス人文庫)

著者 : 佐藤 可士和
出版 : 日本経済新聞出版社
価格 : 880円 (税込み)

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