フィレンツェ&ミラノでチェック 世界の洒落者の流儀2020着たい服と装い方

MEN’S EX

2020/2/18

「トラッドスポーツな要素でクラシックをハズすのが好き」

アンドレアス・ラーソン氏/「ベルグ&ベルグ」 クリエイティブディレクター
スウェーデン・ストックホルム発のショップ「ベルグ&ベルグ」の中核的人物。イタリアのファクトリーにも頻繁に赴き、商品開発を行う。

昨今、アジア諸国と並んでクラシック新興の地として注目されているのがスウェーデン。北欧ならではのクリーンさがその特色だが、アンドレアスはそこに独自のツイストを効かせている。「クラシックなグレーフランネルのスーツに黒のタートルネック。それだけだと普通なので、間にブラックコーデュロイのシャツを挟みました。イタリアのテーラリングにトラッドスポーツの要素を混ぜるのが好きですね。スーツにキャップを被ったりもしますよ」

【 Point! 】白ソックスで足元もスポーティ

「より上質に、よりシンプルに。今はそんな気分」

アレッシオ・ラルディーニ氏/「ラルディーニ」プロダクトマネージャー
ラルディーニ社長・アンドレアの息子として商品開発にも参加。昨今人気のニットジャケットなどをプロデュースしている。

「最近は控えめにアースカラー中心でまとめることが多いですね。そのぶん、今日着ているカシミアニットのように上質な素材を楽しみたい気分です。僕ならではのヒネリとしては、ジャケパンスタイルにビーンブーツを合わせているところですかね。実は釣りやアウトドアが大好きなので、自分的にはとてもしっくりくるんです」

【 Point! 】ジャケパンにビーンブーツが新鮮

「クラシックばかりがナポリスタイルじゃないんです」

サルヴァトーレ・ピッコロ氏/「サルヴァトーレ ピッコロ」代表
16歳の若さで自らのシャツブランドを立ち上げ、世界的規模に成長させた辣腕。クラシックだけに捕われないコレクション提案で、ナポリでも別格の存在感を放っている。

「もちろんクラシックが基本ですが、最近はよりリラックスしたカジュアルスタイルが多いですね。ジャケット、シャツ、パンツすべてピッコロ製で、カジュアルダウン用にデザインしたアイテム。ナポリ人だからといって、クラシコ一辺倒というのは昔の話です。あとバイク好きなもので、工具をモチーフにしたブレスレットもお気に入りですね」

【 Point! 】“工具”モチーフのアクセをポイントに

「ハレの日にはクラシックスーツを思い切り遊んで」

ヴィンチェンツォ・アットリーニ氏/「スティレ ラティーノ」代表
伝統的ナポリ仕立ての世界に長く身を置き、サルト的ノウハウをモダンに進化させた提案で業界を席巻。最近は休日服にも注力。

「今日はパーティを主催するので、ハレの装いで参りました。タイドアップよりも華やかな雰囲気にするために、スカーフでドレスアップしつつ、カッタウェイカラーのシャツで色気を。手元もハズシのスウォッチとブレスレットで遊びを加えています。最近は、クラシックスーツをもっと楽しく着たいムードですね」

【 Point! 】時計は意外やスウォッチ

※表示価格は税抜きです。

撮影=黒沼 諭(aosora)、鈴木泰之、丸益功紀(BOIL)、武蔵俊介、Kyu Ahn、Milad Abedi スタイリング=四方章敬 ヘアメイク=MASAYUKI(The VOICE) 構成・文=小曽根広光 文=吉田 巌(十万馬力)、秦 大輔

MEN'S EX

[MEN’S EX 2020年3月号の記事を再構成]

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