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抜てき続く女優・森七菜 出せるものを出しきりたい

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日経エンタテインメント!

芸能界デビュー2年足らずで、新海誠監督のアニメ映画『天気の子』のヒロイン・陽菜役に抜てきされ、"大型新人"と目されてきた森七菜。2019年は、話題作となった連ドラ『3年A組‐今から皆さんは、人質です‐』に出演。そして7月に公開された『天気の子』は、興行収入140億円超の成功を収めた。ヒット作に携わった1年に続き、20年はファンの多い岩井俊二監督作品が公開になり、NHKの連続テレビ小説(=朝ドラ)への出演も控え、10代女優のトップに躍り出ようとしている。

「19年はクリエイティブな1年でした。『天気の子』は、声だけの演技がやっぱり難しかったです。公開直前は、少し怖気付きました。街で主題歌の『愛にできることはまだあるかい』が流れてきたり、『今から晴れるよ』っていう陽菜のセリフが聞こえてきて、事の重大さに気がついて(笑)」

感情が揺さぶられたシーン

1月17日からは岩井俊二監督の『ラストレター』が公開中。森は、主人公である裕里(松たか子)の高校生時代(回想シーン)と、裕里の娘・颯香(そよか)の2役を演じた。そして岩井監督作詞、小林武史作曲の主題歌『カエルノウタ』を担当。CDデビューを果たした。

「宮城県の仙台で撮影したんですけど、岩井監督の世界にどっぷりつかった1カ月でした。裕里は、転校してきた鏡史郎さん(回想・神木隆之介/福山雅治)のことが好きでしょうがない。一方の鏡史郎さんは、裕里の姉の未咲(回想・広瀬すず、未咲の娘・鮎美と2役)に恋していて。それでショックだったのは、試写のとき。鏡史郎さんの未咲と裕里に向ける顔が全然違ったんです。役柄とはいえ『本当に脈なしだったんだ』って(笑)。

裕里と違って、(娘の)颯香は気持ちを解放している子だったので、私も自由に表現しました。忘れられないのは、福山さんと、(鮎美を演じる)広瀬さんとの3人のシーン。物語の軸となる手紙の真実を、美咲さんの仏壇の前で話すところで、『泣く』っていうト書きがあって。でも、お2人のお芝居を目の当たりにしたら、颯香として『ここでは泣けない』と感情の扉に鍵がかかってしまったんです。撮影後に岩井監督の顔を見た途端、耐えきれなくなって泣いたんですけど、そんな感じになったのは初めてでした。

主題歌のお話はいつの間にか決まっていてビックリ。歌詞に込められたものをエンドロールで伝えるのが私の使命だと思いました。岩井監督に最初に歌声を聞いてもらったのは宮城で撮影しているとき。カラオケで『ぼくたちの失敗』を歌って、『私の歌声って賛否があるんですよね』って言ったら、いつもは無口な監督が、『いやあ、賛だよ、賛!』って。監督、ほろ酔いだったからかな(笑)」

デビュー間もない10代から、ヒットメーカーに才能を見込まれ、圧倒的な存在感を放つという点で、『ラストレター』で印象的な2ショットを見せている広瀬すずと立ち位置が近い。4月からは、朝ドラ『エール』に出演し、主人公(窪田正孝)の妻となるヒロイン(二階堂ふみ)の妹・梅を演じる。

「二階堂さんは憧れの方で、撮影が始まったばかりの頃は間近でお芝居できることにちょっとビビってました(笑)。私は今はまだ大分に住んでいるので、お母さん役の薬師丸ひろ子さんが、優しく声をかけてくださって。『かぼすが有名で、お味噌汁に入れるとおいしいんですよ』って言ったら、すごく興味を持ってくださったので、今度プレゼントしたいです。

朝ドラに出演できたら、何か1つ達成感を味わえるというイメージがありました。出せるものを出し切ろうと意気込んでいます」

『ラストレター』
 裕里(松たか子)の姉の未咲が亡くなった。未咲が娘の鮎美(広瀬すず)に残した手紙に込めた初恋の記憶とは。『Love Letter』(95年)や『スワロウテイル 』(96年)の岩井俊二監督作品(公開中/東宝配給) (C)2020「ラストレター」製作委員会

(ライター 内藤悦子)

[日経エンタテインメント! 2020年2月号の記事を再構成]

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