スマホで少額投資広がる 初心者も手軽、配当収入も

購入時の手数料ゼロも

類似の少額投資サービスは他にauカブコム証券が「プチ株」、マネックス証券が「ワン株」として扱う。単元株を取引所を通じて仕入れ、1株単位にして顧客と相対取引する仕組みは各社共通だ。

対面型証券も従来ミニ株という名で単元未満株を扱っていたが、運営コストが高くなりがちでとりやめた例もある。その一方でネット証券各社は投資入門者の取り込みを優先してサービスを拡充している。auカブコムは「プレミアム積立」で昨年12月から購入時の手数料をゼロにしている。

SMBC日興証券の「日興フロッギー」は、投資する銘柄を選んだら、株数ではなく500円などと小口の金額を指定して注文する。3月からは最低投資額をさらに100円に引き下げる予定だ。投資にまつわる記事を独自に配信し、関連する銘柄を投資候補として表示する機能もある。

国内株だけでなく米国株にも少額で投資できるアプリを提供するのがワンタップバイ。米国株はアマゾン・ドット・コムやアップルなど67銘柄を扱う。国内外株とも1000円から金額を指定して注文。取引所が開いている時間帯は、株価に0.5%分のスプレッド(コスト)が反映されて売買価格が更新される。

LINEが野村証券と組んで昨年8月に始めたLINE証券は国内上場315銘柄などを扱う。東京証券取引所で決まる株価に準じて5秒ごとに価格が更新され、利用者はLINEのアプリ画面でその値動きを見ながら注文する。日中は0.05%(午後5~9時は0.5%)のスプレッドが価格に反映される。

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