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家計
もうかる家計のつくり方

2020/2/12

もうかる家計のつくり方

今までなかなか進まなかったことが、一気に急展開です。支出が減り、月の余剰金が増えたので、貯金も少しずつ増えてくるようになりました。

自分流でいいから、まず動くことが大事

Cさんは十数年後の年金生活を心配していることが家計改善を目指したきっかけです。年金の受給見込み額はまだ不確実な部分が多いですが、月にして夫が約17万円、Cさんが約8万円となっています。今回削減された金額では毎月35万円弱の生活費が必要ですが、住宅ローンが60歳で完済予定ですので、老後は管理費部分を除いた10万円弱の支出が減る予定です。年金の手取り額自体は所得税、住民税、健康保険料などが引かれて少し減りますが、今のままを継続できれば、貯蓄からの補てん額が少なくて済む暮らしができそうです。

ここまでできたら、残るは投資です。投資とはどういうものかを中心に知識を持つための勉強を始めました。Cさんひとりだとやはり足踏みしてしまうことも多いのですが、時々娘さんも一緒に来てくれるようになり、娘さんのサポートを受けながら取り組みを進めているところです。

「サポートがあればできる」ということは、Cさんは他人の力に頼るところが多い人だったのだと思います。家計の改善をする、貯金を増やす、投資を始める、これらは全て自分が主体的に動かないとうまくいかないものです。私や他の誰かが代わりにやってあげても、その人にはメリットを残せないことが多いですし、サポートする人がいなくなったら、またうまくいかなくなるということになりかねません。

そういった点からも、Cさんは私どものサポートから離れることが不安だったのでしょう。通っていれば自分を変えてくれる、そんな思いもあったのかもしれません。ですが、きちんと家計が改善される人は、1年間という時間を有効に使って自分なりの家計管理を手に入れようと一生懸命に動きます。そして、だらだらと通い続けず、期間が来るときっちり卒業し、不安があれば年に1~2回の「定期健診」を受けに来る程度です。

家計を今年こそ良くしたい、貯金できるようになりたいと思う人は、まず自分で考え、動いてください。情報はいろいろなところで得ることができます。それを自分流に解釈して動くのです。自分がどうすると良い状態に身を置けるのかも考えていくといいでしょう。

(「もうかる家計のつくり方」は隔週水曜更新です)

横山光昭
 (株)マイエフピー代表、mirai talk株式会社取締役共同代表。顧客が「現在も未来も豊かな生活を送ることができる」ことを一番の目標に、独自の家計再生・貯金プログラムを用いた個別の指導で、これまで1万件以上の赤字家計を再生。著書は累計100万部を超える『年収200万円からの貯金生活宣言』シリーズ、累計65万部の『はじめての人のための3000円投資生活』シリーズがあり、著作合計88冊、累計270万部となる。講演も多数。
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