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#日経イチグラ 南関東からのクイズに挑戦 Vol.1

「作問」の魅力

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NIKKEI STYLE

 学校のクイズサークルなどからとっておきのクイズを募って優秀作を表彰する「日経1問グランプリ」(日経イチグラ)には、全国から100以上の良問が集まりました。応募作を順次、ご紹介します。U22編集チーム、クイズメディアQuizKnock、現役強豪プレーヤーである徳久倫康氏、廣海渉氏らが、応募作の中からピックアップしてコメントもつけています。クイズをつくる「作問」の魅力を伝えます。北から順に北海道地区から九州地区までの問題を掲載していきます。

今回は南関東地区の第1弾。

「玉Q」「早稲田中高クイズ研究部」「岩Q槻(いわくつき)」「埼玉クイズ王コミュニティ」です。

玉Qからの問題

  • Q1

    「流通経済大学」ではなく「帝京大学」出身である、ラグビーワールドカップ日本大会でも活躍したサントリーサンゴリアスでスクラムハーフを務めるラグビー選手は誰でしょう?

  • 正解は…

    『流大(ながれ・ゆたか)』

    ラグビー中継を見ていて「流通経済大?」と思ったことがある人なら、前フリ部分でとんちをきかせて反応できるかも?でも、流選手のフルネームの読み方をきちんと知らないと正解できない、ちょっときびしい問題です。所属は出題時の2020年2月現在です。(玉Qの解説)

岩Q槻(いわくつき)からの問題

  • Q2

    もともとは旧・岩槻市役所及び岩槻区役所があった場所に、今年2020年2月22日にオープンした、ご当地・埼玉県岩槻が、国内有数のある伝統工芸品の産地だったことからその「あるもの」を展示し、その伝統や文化を生かした観光施設として作られたのは何の博物館でしょう?

  • 正解は…

    『人形(岩槻人形)』

    正式名称は「さいたま市岩槻人形博物館」。もともと岩槻は城下町として江戸時代から発達した街であり、ご当所の江戸木目込み人形が昭和53年に、更に岩槻人形が平成19年に国の伝統的工芸品に選ばれている為、この博物館構想は昭和30年代あったそうです。(岩Q槻の解説)

早稲田中高クイズ研究部からの問題

  • Q3

    近づくバレンタインデーに思いを巡らす三人の女子高生の姿を描いたアニメーションを主軸に据える、「よりバレンタインを楽しんでもらいたい」という考えの下に、この冬ロッテが展開するキャンペーンは何でしょう?(※2020年2月14日の出題です)

  • 正解は…

    『ピンクバレンタイン』

    アニメーションとEveの『心予報』をよく広告で目にするため作問。『心予報』に登場する「だいすき」の縦読みに倣って、問題文の最初、読点の直後をつなげると「ちよこ」→「チョコ」となるのがポイント。(早稲田中高クイズ研究部の解説)

埼玉クイズ王コミュニティからの問題

  • Q4

    埼玉ゆかりの偉人・渋沢栄一が27歳の時に、将軍徳川慶喜の弟・昭武にお供して参加した国際博覧会は、ヨーロッパの何という都市で開かれたものでしょう?

  • 正解は…

    『パリ』

    2021年NHK大河ドラマ「青天を衝け」の主人公であり、2024年度発行予定の新一万円札の肖像になる埼玉郷土の偉人・渋沢栄一。若き栄一に多大な影響を与え、日本経済の礎を築くきっかけとなったフランス・パリ万国博覧会訪問を題材にした。(埼玉クイズ王コミュニティの解説)

コメントはこちら

玉Qへのコメント

<徳久倫康>

スポーツ選手、とくに団体競技のメンバーは飛び抜けた記録や特徴がないとなかなか正解してもらいづらく、出題が難しい題材です。多くのラグビー好きが持つひっかかりをうまく早押しの問題に落とし込んでいて、なるほどとうなりました。ただ、流選手についてだけではなく、流通経済大学がラグビーの強豪であるという予備知識がないとおもしろみが伝わりにくく、出題シーンを選ぶ必要がありそうです。

<U22編集チーム>

流大(ながれ・ゆたか)の字面に引っかけた発想に独創性が感じられます。読み方が難しい名前について、正確な読みを要求するのも、発声で解答する早押しクイズではよくある形式です。文字情報を超える精度を求め、知識の深さを試す形になっています。

「流大=流通経済大学」が言葉遊びのように組み込まれていて、動きが生まれました。セルフ解説にある通り、「帝京大学」のあたりで押せると、格好いい感じに映りそうです。

2005年設立の「玉Q」は、中学生から50代まで幅広い年代が参加する、埼玉のクイズサークルです。「子連れOK」というルールがありますが、創設期に小さかった子どもたちも今ではすっかり大きくなりました。例会は早押しクイズ中心、時事問題の出題が多い傾向があります。

岩Q槻(いわくつき)へのコメント

<U22編集チーム>

ご当地設問でありつつ、十分に全国共通で出題できる内容です。ニュースからの派生問題にもなっていて、タイムリーさや情報価値の面でも申し分のない設問とみえます。

施設名、自治体名など、複数の尋ね方が可能ですが、最も一般的な普通名詞の「人形」を正解ワードに据えて、誰もが答えやすい形に整えています。固有名詞を尋ねてしまいがちな早押しクイズで、一手間を惜しまず、間口の広い正解ワードを設定したところに、作問者の「しっかり答えてもらいたい」という心配りを感じます。

「岩Q槻(いわくつき)」は2017年4月に設立したさいたま市岩槻区で活動しているサークルです。主にほぼ毎月、第1日曜日に定例会を行っており、ガチな競技クイズからおバカな屋内ゲームまで皆でわいわいと盛り上がっております。それと毎回、妙に多い「差し入れお菓子」が特徴です(笑)

早稲田中高クイズ研究部へのコメント

<廣海渉>

確かに宣伝で見はしたけど、関東圏の人の方が有利な問題だなぁ~と思って見ていたら、思わぬギミック(仕掛け)が隠されていてびっくりしました。ちょっと強引(文章そのものには違和感はなかったです)な感じはしますが、イチグラ向きの問題ですね。

<U22編集チーム>

バレンタインデー商戦には長い歴史がありますが、毎年、少しずつ、新手のキャンペーンや商品が登場してきます。本問では新たなキャンペーンに着目しました。投稿タイミングに合わせたテーマ選択に目配りが行き届いています。

縦読みを取り入れたのは、意外感のある試みです。ただ、声で読み上げてしまうと、せっかくの縦読みが分かりにくくなりそうです。その意味からいえば、目で読んで楽しみが増す構成です。耳で聞く点を重視すれば、韻を踏むような「音の演出」も取り入れる価値があるかもしれません。

「早稲田中高クイズ研究部」は50人以上が所属する部活。20年ほどの歴史があり、その中でも部長が日々の部活の様子をまとめる「こらみずむ」は伝統となっている。ちなみに男子校であり、バレンタインデーとは無縁な生活を送る部員がほとんどだ。

埼玉クイズ王コミュニティへのコメント

<U22編集チーム>

新一万円札、NHK大河ドラマと、タイミングをダブルでとらえた作問です。さらに、地元にゆかりが深く、立体的な構成に仕上がっています。

パリでの見聞は、その後、渋沢栄一が実業家として歩んでいくうえで、大きな転機となったようです。実際には万博だけを見たのではなく、1年以上も欧州にとどまり、経済のしくみを調査・研究したといいます。紙幣の肖像に選ばれるほどの業績の原点が欧州での見聞にあるとしたら、パリで得た知見を織り込んだ作問も試せそうです。

パリ万博は1867年4~11月に開催されましたが、日本ではこの年に大政奉還があり、渋沢を送り出した徳川幕府が倒れる事態に至っています。最後の将軍から命を受けて、パリへ赴いた渋沢だけに、複雑な立場だったでしょう。世界史と日本史のクロスポイントとして扱う手もあるかもしれません。

「埼玉クイズ王コミュニティ」は2012年度から毎年開催されている「埼玉クイズ王決定戦」への参加を通じて交流が始まった、埼玉好きの集まりです。好奇心と行動力あふれるメンバーは、埼玉関連だけでなく、AQLをはじめとした通常のクイズイベントにも楽しく挑戦しています。

作問に対する考え方は様々です。コメントはあくまで、それぞれの立場からの見方を示したものです。問題と解答は原則、応募いただいた形のまま掲載しています。

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