FACYユーザーの投稿の頻出語を見てみると、「色」も上位に入っていた。具体的には、「この色で探している」という投稿がいくつか見られた。デザインや素材だけでなく、色にもこだわって探しているユーザーが多いようだ。

大島氏によると、従来のスエットにはない「微妙な感じの色」を意識して、カラー展開を決めたという。「全4色なのですが、特にベージュ、ライトグレーが店頭では人気です。『単なるグレーやホワイトのスエットならもう持っている』という方に受けています。なかなかワードローブにはない色ですよね」

アメリカの2大Tシャツメーカーのひとつ、Fruit of the Loomに別注。裏毛仕様の10オンスのヘビーウェイトボディー。製品洗いが施されているので、自然な風合いに仕上がっている。Fruit of the Loom / 6490円(税込み)

スエットとダウンをミックス

FACYに寄せられた投稿の中には、「今っぽいデザイン」のスエットを探している声もあった。すでにベーシックなスエットを持っているなら、デザイン性の高い一着も欲しくなるものだ。

「JOURNAL STANDARD(ジャーナルスタンダード)」京都店の関大地氏が薦めるのは、HAKUU(ハク)のスエットダウンパーカー。「今のファッションシーンにドンピシャの一着」だという。「ありそうでなかった一着ですね。『この組み合わせ大丈夫なの?』と思わせる、いい意味での違和感があるというか、自由なミックス感覚が今っぽい。この感覚は、僕らがまさに提案したいところでもあります」

2019年秋冬にデビューしたロサンゼルス発の「HAKUU」。高度なダウン技術とファッション性の両方を併せ持つファクトリーブランドだ。素材感の違いが目をひくが、同系色でまとめているので程よいアクセントになっている。HAKUU / 2万5300円(税込み)

服好きだけでなく、トレンドをそこまで気にしない客層からも反応がいい。身ごろ部分はスエットだが、ダウン素材のフードとポケットを配しているので、防寒上のメリットもあるためだ。「お客様それぞれのわがままを解消してくれるアイテム」と関氏は語る。

少し難易度が高いアイテムにも思えるが、コーディネートする際に気をつけるポイントはあるのだろうか。「デニムにコンバースを合わせるようなベーシックなスタイルでもいいと思います。より今年っぽくするのであれば、ハイネックのインナーを合わせて、下半身はチェックパンツにハイテクスニーカーがおすすめですね」(関氏)

文:FACY編集部 杉山 遼人(https://facy.jp/)

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