2020年税金カレンダー 家計防衛へ3大イベントに注意

2020年も家計に関係する税金のイベントが目白押しだ
2020年も家計に関係する税金のイベントが目白押しだ

2019年分の所得税の確定申告が2月17日から始まります。それを控えた1月下旬のある夜、筧家のダイニングテーブルでは、幸子がパソコンで20年の税金にかかわるイベントをまとめた表をつくっています。そこへ良男と恵がやって来ました。

筧(かけい)家の家族構成
筧幸子(48)良男の妻。ファイナンシャルプランナーの資格を持つ。
筧良男(52)機械メーカー勤務。家計や資産運用は基本的に妻任せ。
筧恵(25)娘。旅行会社に勤める社会人3年目。
筧満(15)息子。投資を勉強しながらジュニアNISAで運用中。

良男 おっ、例の一覧表が今年も完成したようだね。

幸子 今年も家計に関係する税金のイベントが目白押しよ。大きく分けると3つ。まず、給与所得控除や基礎控除など所得税の大きな改正があるわ。次に、昨年の消費増税の負担軽減措置が終了したり、衣替えしたりするの。さらに、年末調整のデジタル化も進むのよ。

 所得税の改正?

幸子 まず、給与所得控除が縮減されたわ。この控除は会社員の必要経費に当たり、給与年収から差し引くことで所得が圧縮され税負担が減るの。控除額は年収に応じて計算するけど、今年から一律10万円減るわ。上限もあり、昨年は年収1000万円を超える人が控除額220万円で頭打ちだったのが、今年から年収850万円超が195万円で頭打ちになったの。

良男 私のような中所得者まで負担増となるわけか。

幸子 例えば、昨年も今年も年収が1100万円の場合、その人の給与所得控除額は25万円減って195万円になるの。基礎控除は今年から10万円増えるけれど、課税所得は差し引き15万円増え、所得税率が23%とすると、3万4500円負担が増える計算よ。

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