落雷でシイタケの収穫2倍に 日本工大が言い伝え検証

Paravi

埼玉・宮代町にある日本工業大学。ここでは日本に古くから伝わる「雷が落ちるとキノコが育つ」という言い伝えを検証し、雷をシイタケ栽培に活用するための研究を行っています。

シイタケは通常発芽から収穫まで1週間かかりますが、人工的な雷を発生させた場所にあるシイタケの菌を打ち込んだ原木では、3~4日にまで短縮されました。さらに収穫量も2倍になりました。

日本工業大学の平栗健史教授は「雷が落ちたときの音の衝撃波が、シイタケの菌糸に刺激をあたえて生えてくるのではないか」と仮説をたてました。

そこで、1日3回、数秒間落雷に近い115デシベルの音をあてると、人工の雷を使った実験と同じ結果が得られました。

シイタケに音をあてると、人工の雷を使った実験と同じ結果が得られた

この方法であれば、雷を発生させる大掛かりな装置もいらず低コストで実用化が可能になります。平栗教授は「シイタケ農家も高齢化が進んでいるので、この技術を使えばシイタケ栽培の手助けになる」と話します。

この映像と記事はテレビ東京「ゆうがたサテライト」(2019年11月5日放送)の内容を配信用に再構成したものです。

(C)テレビ東京

[PlusParavi(プラスパラビ) 2020年1月21日付記事を再構成]

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