「好きなことに熱中」長生きの秘訣 二大オタクの教え海堂尊の死ぬまで生きる(3) 「ミイラ」について

今、国立科学博物館で「特別展ミイラ~『永遠の命』を求めて」が開催されています。1月12日「ミイラの最新研究~医療技術の応用~」という記念講演会を聞きに行きました。

演者は国立科学博物館の「ミイラの代理人」こと坂上和弘先生と、帝京大学冲永総合研究所・特任教授の杉本真樹先生。坂上先生はミイラオタクで、ミイラについて語る表情は恍惚(こうこつ)そのもの、ミイラと現代社会問題と結びつけたり、従来の学術情報、あるいは世界地誌と関連づけたりすることにかけては牽強付会(けんきょうふかい)、もとい、縦横無尽の話術で楽しませてくれます。

かたや、杉本先生は本職の外科医もさりながら医療画像解析や手術ナビゲーションシステムなど画像診断関連の最先端技術の開発者として「情熱大陸」にも出演された先生です。TBS日曜劇場「ブラック・ペアン」放映後の情熱大陸を拝見し興味を持っていたところに一昨年、ある公開講演会でご一緒しました。画像3D展開の素晴らしい技術をお持ちでしたので直後、画像診断で死因を検証するオートプシー・イメージング(Ai)への応用を相談しに先生のオフィスに押しかけたのです。

この「ミイラ展」、実は私は無関係ではないのです。坂上先生が8年前、ミイラについて法医学会関連の学会でポスター発表した時、隣で発表していたのが現Ai情報センター代表理事の山本正二先生でした。ミイラのこととなると見境がなくなる坂上先生が「ミイラのCT(コンピューター断層撮影装置撮影)ができませんかねえ」と山本先生に相談したところ、山本先生は当時、独立行政法人放射線医学総合研究所重粒子医科学センターAi情報研究室室員(ふう、長い!)でもあったので「できますよ」と答え、ペルーのチャチャポヤからやってきたミイラを放医研でCTで調べ、ミイラ展にご協力したのです。その研究室の室長が私だったのでした(自慢)。

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