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津田大介、革の薄型リュック試す 誘うミニマルな生活

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NIKKEI STYLE

ジャーナリストの津田大介氏が、興味のあるモノやサービスを取り上げている本連載。今回は、大阪市のメーカー「TRION(トライオン)」の革製薄型リュックを取り上げる。「ビジネスに合うデザインに関心を持った」と話す津田氏の評価は?

野球グラブから進化したリュック

僕がTRIONのSA229に興味を持ったのは、知人が使っている製品を見て、そのデザインに引かれたからだ。牛革製で高級感があり、ビジネスシーンで持ち歩いても違和感がないように見えた。

最近はビジネスマンでもリュックを背負っている人を当たり前のように見かける。ただカジュアルなデザインのリュックは、スーツ姿に合わせるのは難しい。その点、革製で薄型のSA229ならビジネスの現場でも浮いてしまうことはないだろう。

とはいえバッグとしての使い勝手は使用してみないとわからない。そこで実物を入手してみたというわけだ。

ちなみにTRIONはもともと野球グラブなどを扱うODM(相手先ブランドでの設計・製造)企業。このSA229に使われているのも、野球グラブの革をバッグ仕様に改良したオリジナルレザーだという。長年野球グラブを作り続けてきただけに、革の取り扱いには慣れているのだろう。実物を使ってみると、その品質の高さを実感できた。

都内での仕事なら収納も問題なし

SA229のサイズは幅30×高さ40センチ。マチは6センチと薄い。このくらいの厚さなら、背負ったまま電車に乗っても、混雑した電車でなければ周囲に迷惑はかけないだろう。実際に使ってみて、持ち手が付いているのも地味にうれしいことがわかった。外では背負った状態で移動して、取引先などのオフィスでは、手提げかばんのように持つことができる。

リュック自体はダブルジッパーで大きく開く。内部にはオープンポケットが2つとジッパー付きのポケットが1つあり、小物の整理もしやすい設計になっている。

僕はノートパソコン(VAIO SX12)とiPad Pro(11インチ)をメインのコンパートメントに入れ、オープンポケットに小型のUSB Type-C充電器や名刺ケースなどを入れている。タブレットをピッタリ収納できるポケットが内部になかったので、iPad専用ケースに入れることにした。これでも、まだ書類なども入れる余裕は残っている。TRIONには外側にもう1つシッパーポケットが付いたSA230というリュックもあるが、現在のところ、僕が都内での仕事で使う分にはSA229で問題なかった。

SA229の本体重量は約840グラム。VAIOとiPadなどを入れて背負うと正直重さは感じるが、革ならではの質感を考えると、このあたりはトレードオフの関係にも思える。

ここ数年、使いやすい薄型リュックをいろいろと探しているのだが、革を使った製品は意外と見つからなかった。SA229の価格は2万8600円(税込み)。毎日使うビジネスリュックとしては手ごろな価格だろう。バッグとしての質感も良く、コストパフォーマンスの高い製品といえる。

買う前に実物を見たい

実際に使ってみて感じたのは、やはりこういった製品は買う前に実物を確認したい、ということだった。

TRIONは大阪のメーカーなので直営店も大阪市しかない。ホームページに掲載されている取扱店舗でも、常時展示されているのは一部商品に限られるようだ。質感が気になる革製品だからこそ、さまざまなモデルを実際に手に取り、見比べてみたい。持ち歩くアイテムは人によって違うので、実際に入るか試したい人も多いだろう。モノは間違いなく良いので、気軽に実物を見られるようになれば、興味を持つ人ももっと増えるのではないか。(※編集部注 トライオンに確認したところ、実物を見たい場合は、同社代表電話06-6263-8025に連絡すれば、取扱店舗を教えてくれるという)

毎日、SA229を使っているおかげで、持ち運ぶ荷物も少なくなっている。2020年は持ち歩くモバイル機器なども吟味しながら、できるかぎりミニマルな生活に移行していきたいと考えているのだが、薄型リュックの導入はその第一歩といえるかもしれない。

津田大介
ジャーナリスト/メディア・アクティビスト。「ポリタス」編集長。メディア、ジャーナリズム、IT・ネットサービス、コンテンツビジネス、著作権問題などを専門分野に執筆活動を行う。近著に「情報戦争を生き抜く」(朝日新書)。

(文 藤原達矢、写真 吉村永)

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