インフル、出社禁止なら手当が出る 休暇制度も要確認

2020/1/27

傷病手当金の支給期間は最長1年6カ月

インフルエンザで休むような場合は、長期に及ぶことはありませんが、傷病手当金が支給される期間は、支給を開始した日から最長1年6カ月です。非常に手厚い手当といえるでしょう。

また、1日あたりに支給される額は、原則として次のとおりです。

1日あたりに支給される額=(支給開始日以前の継続した12カ月間の各月の標準報酬月額を平均した額)÷30×2/3

目安として、過去1年間の平均給与の67%程度とみておけばよいでしょう。

意外と知られていませんが、支給対象日に土日・祝日などの公休日が含まれるときは、その期間も対象となります。

年次有給休暇が有り余っているならよいですが、そうでない場合は傷病手当金を活用する方法もあるので、いざというときに役立ててみてはいかがでしょうか。

佐佐木由美子
人事労務コンサルタント・社会保険労務士。中央大学大学院戦略経営研究科修了(MBA)。米国企業日本法人を退職後、社会保険労務士事務所などに勤務。2005年3月、グレース・パートナーズ社労士事務所を開設し、現在に至る。女性の雇用問題に力を注ぎ、働く女性のための情報共有サロン「サロン・ド・グレース」を主宰。著書に「採用と雇用するときの労務管理と社会保険の手続きがまるごとわかる本」をはじめ、新聞・雑誌などで活躍。