知る人ぞ知る「みずほの鯛茶漬け」 相手引き寄せる味みずほフィナンシャルグループ 佐藤康博会長

テレビ東京「Newsモーニングサテライト」のシリーズ企画「トップの勝負めし」。今回のゲストは、メガバンク、みずほフィナンシャルグループ(FG)の佐藤康博会長(67)だ。

みずほの鯛茶漬け… 社長の間で有名な知る人ぞ知るメニューが今回の勝負めしだ。

料亭などで供されるものではなく、取引先との会食で使用する自社内にある「来賓食堂」で出す一品だ。大ぶりで良質なメダイを使用し、ボリュームがある。ごまだれと醤油で刺し身を味わった後は、切り身をご飯にのせてお茶漬けで楽しむ。予想を超えた味わいに舌を巻く取引先も少なくないという。佐藤会長は顧客との距離を縮めるために何百回もこの一品を食べてきた。

東日本大震災が発生した2011年に社長に就任した。グループ内の連携強化や人員削減などの構造改革に取り組む中、安倍政権のアベノミクスに端を発したマイナス金利による激動の金融世界で舵(かじ)をきってきた。グループ結成から20年を経た今年度は、LINEと手を組み新銀行の開業をめざす。口座維持手数料の導入などの検討課題は山積だ。

人工知能(AI)など技術が飛躍的に進化し、金融機関をとりまく環境や経済構造が大きく変化する中で、「どんなに小さな企業でも、一緒にやっていける懐の深さがこれから生き残っていく上では非常に大事」と語る。

食堂で一緒に食べる相手も最近ずいぶん変わってきた。しかし、相手を引き込む鯛茶漬けの味だけは決して変わらない。

(映像は2019年12月26日 テレビ東京で放映されたものです)