恵まれている会社員の立場を最大限に利用しよう
離れてみないとなかなか気付かないことですが、会社員はとても恵まれています。毎月安定した定期収入があり、自分の担当以外の仕事は他の人がやってくれ、大きな失敗をしてもよっぽどのことがない限りクビになることもありません。
このような守られた環境を利用して「会社の仕事は適当に流して、副業やプロボノで自己実現しよう」と思うのも、「守られていることに感謝して会社の成長のために自分の能力を発揮しよう」と思うのも自由です。しかし、どちらのスタンスで働くかは、そのまま将来の自分の価値を左右する経験となります。
会社の看板を離れたとき「自分は何をしている人か」をしっかり語れるようになるためには、今、チャレンジできるうちに手痛い失敗をし、その失敗を乗り越えていきましょう。遠回りのようでいて、それが最も近道なのです。
守られた状況の中、自分の将来と同じくらいの熱量で徹底的に会社の未来を考え、リスクをとって一度仕事をしてみませんか? リスクをとって発言・行動することは怖いことですが、その経験がのちに力になっていきます。会社員のうちに手痛い失敗を経験して底を打っておけば何も怖くはありません。
あなたのチャレンジを応援しています!
池田千恵
朝6時 代表取締役。朝イチ業務改善コンサルタント。慶応義塾大学卒業。外食企業、外資系企業を経て現職。企業の朝イチ仕事改善、生産性向上の仕組みを構築しているほか、個人に向けては朝活でキャリア迷子から抜け出すためのコミュニティー「朝キャリ」(https://ikedachie.com/course/salon/)を主宰。10年連続プロデュースの「朝活手帳」など著書多数。
