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街歩きもミニマルで ポケット感覚で使えるサブバッグ

納富廉邦のステーショナリー進化形

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NIKKEI STYLE

キャッシュレス支払も当たり前になってきた今だからこそ、外出するときもできるだけ身軽でいたい。そんなミニマルな人たちが増えていることを反映してか、最近、魅力的なサブバッグがいくつも登場している。最小限のモノだけ持って出かけたいときに役立つバッグを、文具ライターの納富廉邦氏が自らの使い方を踏まえて紹介する。

◇  ◇  ◇

手回り品だけ入る小さなバッグを使いたいときがある。

かつて世の中のおじさんたちの多くがセカンドバッグという名の小さなバッグを持ち、年配者の多くがウエストポーチを愛用していたのは、ポケットには収まり切れない、しかし常に身近に持っておきたいモノが結構あるからなのだ。

とはいえ、セカンドバッグはサイズ感こそ良いのだけど、持ち歩くにはちょっとかっこ悪いし、立ち寄ったお店に忘れがちだったりもする。ウエストポーチは、サイズ的に良いモノはデザイン的にはどうかなという場合が多く、着脱も面倒で立ったり座ったりする際に邪魔になる。

しかし、スマートフォンは大型化し、筆記具や手帳、薬やメガネなど手回り品は増えて、そういうバッグの必要性は薄れるどころか増しているのが現実だ。

筆者も、その必要性を強く感じて長い間、そういう用途に使えるよいバッグはないかと探し続けてきた。その結果、見つけた名品を3つ、ここで紹介する。サイズ違いの製品を小さいものから順に紹介するので、自分の用途に合ったバッグを見つけてほしい。※バッグを身につけたモデルの身長は171センチ。

チョークバッグをヒントにしたウエストバッグ

ボルダリングや登山などに使われる、腰に提げてカラビナなどを出し入れするのに使うチョークバッグにヒントを得た、新しい時代のウエストバッグが、この「Chalk Bumbag」だ。200×150×110ミリと腰に提げても邪魔にならないサイズながら収納量は3リットル。ミラーレス一眼のデジカメにズームレンズを付けたものくらいは収納できる。

使っていて、便利だと感じるのは、そのモノの出し入れのしやすさ。開口部を開いたままの形に固定することができるので、コートのポケットのような感じで、手を突っ込むだけで目的のモノが出し入れできるのだ。もちろん、きちんと蓋をすることもできるので、街歩きでも安心。ベルトなどに提げることも、ショルダーバッグとしても使うこともできるので、好みやファッションに合わせて使えるのもうれしい。

筆者は外出時、手帳とペンケース、コンパクトデジカメ、バッテリー、薬、そしてペットボトルも入れて、ショルダーバッグタイプにして、たすき掛けで使っている。ペットボトルが入るのに、歩行時の邪魔にならないサイズがいいのだ。モノを入れておけば自立するので、机上の小物入れ的に使えるのもうれしい。

見た目ではわからない大容量ボディーバッグ

ベルロイはバッグや財布などを作っているオーストラリアのブランド。同社のコンパクトなナイロン製のバッグ「Sling」(メーカー希望価格は税別1万3700円)の革バージョンが、この「Sling Premium」だ。使い勝手は同じなのだけど、大人のバッグとしては、圧倒的に革のプレミアムバージョンのほうがカッコいいし、服とも合わせやすい。ということで、ここではプレミアムを紹介するが、基本的な機能は同じなので好きなほうを選んでもらえればいいと思う。

このバッグ、サイズは230×340×100ミリと、横長のウエストポーチ的な形だけれど、ショルダーストラップが付いていて、ボディーバッグのようにも、ショルダーバッグとしても使えるように作られている。見た感じはかなり小さいのだけど、容量は最大7リットルと、かなりの大容量。ペットボトルや水筒、折りたたみ傘だって入ってしまうのだ。さらにメインコンパートメントの他にもう一つ、ポケットがあり、そちらは電子機器やメガネなどのデリケートな製品が入れられるクッションポケットになっている。

筆者は、このバッグにコンパクトデジカメ、350ミリリットルのペットボトル、B6サイズの本3冊、Wi-Fiルーター、イヤホン、ペンとメモ帳と名刺入れを入れて出掛けている。外出先でいただいたお菓子(佐賀名物「丸芳露(まるぼうろ)」)を入れることもできた。

これだけ入れても形が崩れないのは、ショルダーストラップが常に開口部のマチ幅を内容量に合わせて自動的に調整するように作られているから。この仕組みがシンプルながら効いていて、中のモノの出し入れのスムーズさを保ちながら、常に最小のサイズを保持してくれる。だからこそ、ショルダーバッグスタイルで持っていても、ちゃんとカッコいいのだ。

ただし、この製品、とても出荷量が少なく、店頭で見ることも難しい。それこそプレミアムな製品なので、購入時はアシストオンなどの店頭で試せる店舗での予約をお勧めする。

ビジネスでも違和感無しのショルダーバッグ

トライオンの「SA132」は、B5サイズ対応のショルダーバッグ。サイズが220×315ミリで、ほぼマチがなく、そのためかなり小さく見えるし、実際に提げてみると、邪魔にならないせいか、とても歩きやすい。マチはないけれど牛革製でハリがあるので、エコバッグのような型崩れがなく、スーツなどに合わせても不自然ではない。だから、使用範囲がとても広いのだ。

iPad Pro 11インチが収納できるサイズのため、ビジネスにも活用できる一方で、肩から提げたままで電車やバスの椅子に座っても邪魔にならないので、身の回りのモノを入れるような普段使いにも役に立つ。

もちろん、折りたたみ傘なども入るし、手帳や筆記具などは、内部のファスナーポケットやオープンポケットにも分けて収納できる。つまりセカンドバッグ的にも使えるけれど、ビジネスバッグとしても使えるように作られているのだ。その点、上記の2つのバッグとは多少コンセプトは違うのだけど、サコッシュ的な使い方をすると、とても快適なので、筆者は、iPadが必要な時の外出には、もっぱら、このバッグを使っている。

このバッグにiPad、デジカメ、手帳、ペンケース、A4サイズのファイルを折り畳んで収納できるキングジムの「コンパック」などを入れれば、打ち合わせに出かけるときも問題はない。ペットボトルとカメラにiPadと文芸誌を入れて散歩に出かけることもできる。ビジネスにもプライベートにも使えるので気に入っているバッグだ。革の質感がとても良いのも魅力。いち早く薄マチのビジネスリュックを作ったトライオンならではの製品だと思う(記事「身軽で他人の邪魔になりにくい 最新薄型リュック5選」参照)。

納富廉邦
佐賀県出身、フリーライター。IT、伝統芸能、文房具、筆記具、革小物などの装身具、かばんや家電、飲食など、娯楽とモノを中心に執筆。「大人のカバンの中身講座」「やかんの本」など著書多数。

(写真 ヒロタコウキ=スタジオキャスパー、モデル 高岡希帆)
※取材協力 アシストオン(https://www.assiston.co.jp/)

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