【書とイラストでたどる】古代「史記」 偉人の出世学

中国・前漢時代の歴史家、司馬遷(紀元前145年ごろ~同86年ごろ)が書き残した「史記」は、皇帝から庶民まで多様な人物による処世のエピソードに満ちています。銀行マン時代にその魅力にとりつかれ、130巻、総字数52万を超す原文を毛筆で繰り返し書き写してきた書家、吉岡和夫さん(81)は、史記を「人間学の宝庫」と呼びます。定年退職後も長く研究を続けてきた吉岡さんに、現代に通じるエピソードをひもといてもらいます。

■出世の裏に人あり 元銀行マンがひもとく史記の人間学

「管鮑」(書・吉岡和夫)
イラスト・青柳ちか

■トップの過ち、どうただす? 史記にみる諫言の作法

「一鳴驚人」(一たび鳴かば人を驚かさん)=書・吉岡和夫
イラスト・青柳ちか

■すごい男の「日暮れて道遠し」 史記が描く充実の生涯

「伍子胥(ごししょ)」(書・吉岡和夫)
イラスト・青柳ちか

■無名の男が権力を握ったら 史記が教える出世後の態度

「百里奚」(書・吉岡和夫)
イラスト・青柳ちか

■流れ治めた仕事師 史記にみるサラリーマン社長の条件

「鳳凰」。架空の霊鳥で雄が鳳、雌が凰という(書・吉岡和夫)
イラスト・青柳ちか