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日向坂46 「ひたむき」に今年はもっと上を目指したい

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NIKKEI STYLE

日経エンタテインメント!

2019年の女性アイドル界で最も躍進したグループは日向坂46といえるだろう。同年2月に改名を発表、3月のシングルデビューからハイペースで楽曲リリースを続け、大規模会場でのライブは満席。『NHK紅白歌合戦』に初出場するなど充実したデビュー年を走り抜けた。グループを代表する3人が19年を振り返り、今年目指す先を語ってくれた。

アルバムと欅坂46のカップリングとしてのリリースしかなかった、けやき坂46(15年11月結成)が19年2月に日向坂46へと改名。デビューシングル『キュン』(3月発売)、2ndシングル『ドレミソラシド』(7月発売)、3rdシングル『こんなに好きになっちゃっていいの?』(10月発売)と1年に3枚のシングルを発表。女性アーティストでは初の「デビューから3作連続の初週40万枚超え」という記録を達成した(オリコン調べ)。

こうした活躍を受け、「第61回輝く!日本レコード大賞」優秀作品賞に『ドレミソラシド』が選出されたほか、「第70回NHK紅白歌合戦」で『キュン』をパフォーマンスするなど、その勢いはまだまだ収まりそうにない。20年1月にはメンバー総出演の主演ドラマ『DASADA』の放送が始まった。

2月発売の最新シングルまで4作連続でセンターを務める2期生の小坂菜緒、小坂をフロントで支える1期生の加藤史帆、齊藤京子の3人が感じる日向坂46の変化とは?

齊藤 正直、けやき坂46時代は自分たちの立ち位置やカラーに悩んだこともあったんですが、日向坂46として、「坂道シリーズの単独グループ」となったことで、視界が広がった気がしました。以前は、クールな欅坂46さんに対してハッピーオーラを届けようとしてきましたが、日向坂46になって、そこにメンバーの「ひたむきさ」が加わったんじゃないかと思うんです。

加藤 京子が言った通りで、以前の私たちにはハッピーオーラしかありませんでした。乃木坂46さんのきれいなお姉さん感や欅坂46さんのカッコいい感じと比べると、日向坂46は青春感とかフレッシュさはあったと思います。でも、それは新しいグループだから、ある意味当たり前なところもあって。それだけではないものを探して、目の前のことをがむしゃらに頑張っているうちに、ひたむきと言ってもらえることが増えた気がします。

小坂 私は今の日向坂46は、けやき坂46として1期生さんが作ってきた土台がすごく大きいと感じていて。2期生や3期生は正直、まだ力が全然足りていないから、早く先輩に追いつかなくては、という気持ちがすごく大きいんです。その気持ちも、ファンの方に見ていただけたらと思っています。

齊藤 楽曲では「3作連続の初週40万枚超え」という新記録を達成できたことはとてもうれしいことですが、ここで満足してはいけないと思っています。そういう意味では、もっと上を目指したいという気持ちが強くなっています。

メンバーが発信したダンス動画

小坂 私たちも、デビュー曲『キュン』をたくさんの方に聴いてもらいたいとみんな願っていたので、スタッフさんに提案したのが、TikTokでの"キュンキュンダンス"動画だったんです。サビの特徴的なダンスがきっかけになって、日向坂46に興味のなかった方にも『キュン』を知ってもらえるんじゃないかと思って。音楽番組や雑誌などのメディアに出させていただくだけでなく、自分たちからSNSを使って広めていくのも楽しいなと実感しました。

加藤 確かにそうだね。「ひなたの告白」(『こんなに好きになっちゃっていいの?』リリースに合わせて公開したメンバーの告白動画)も、ファンの方はみなさんチェックしてくださっているみたいで、握手会でよく「あの動画の告白をやってほしいんです」って言われるんです。恥ずかしいので「直接はちょっとできないです」と断っていますけど(笑)。

日向坂46としてはデビュー1年目の新人だが、けやき坂46時代から、彼女たちは日本武道館や幕張メッセを満員にするほどのライブ実績を持つ。日向坂46への改名以後も、3月に横浜アリーナを2日間満員にし、9月にさいたまスーパーアリーナ公演を敢行。12月には幕張メッセでの2日間の単独公演も行った。ライブが大きな強みの彼女たちだが、実は急激なブレイクを果たしたことで新たな壁にもぶつかっているという。

齊藤 けやき坂46時代から、たくさんの経験をさせていただいたおかげで、ライブで萎縮したりすることはなくなってきました。カメラアピールやアドリブも、みんな積極的にやれるようになったよね。

加藤 確かに、昔は歌とダンスに必死で、スクリーンに映っている自分の表情まで気にする余裕もなかった。そういう意味では、カメラを見る余裕ができた今は、成長できているのかな。でも、以前はライブリハーサル期間をしっかり取っていたけど、だんだん短期間で仕上げないといけないようになってきているのは新たな試練かもしれない。実は9月のさいたまスーパーアリーナ公演も、直前まで『日向坂で会いましょう』の宮崎ロケが入っていたんです。

小坂 あれはキツかったです(笑)。でも、絶対いいライブにしたいから当日ギリギリまで振りを確認していました。他のメンバーも空き時間に立ち位置を覚える努力をしていましたし、みんなとにかく必死でした。結果、楽しいライブにできたので、メンバーの集中力も、以前より高まっているんじゃないかと思います。

今後の課題はライブでのMC

齊藤 歌やダンスだけじゃなく、課題はまだあります。トークだけは、自分は以前から1ミリも成長できていないかな。

小坂 えー。私、1期生さんのMCを裏で聞いて、普通に笑ってしまいましたよ(笑)。

齊藤 そう言ってくれるのは、うれしいな。でも、自分では納得できてないんです。

加藤 私は日向坂46になってから、ラジオやテレビ番組でパーソナリティーやMCをさせていただくようになったことで、少しはトークが成長している、と信じたいんですけど…。へにょへにょしたしゃべり方は変えられないということを悟ったので(笑)、このしゃべりを生かしたまま進行できるMCを目指しているところです。

小坂 実は、私もしゃべることは、まったく成長できてないです…。

加藤 いや、してるよー!『キュン』のときから一緒にインタビューを受けることが多かったんですけど、最初はずっと黙っていたよね。

齊藤 うんうん。

加藤 最初は私たち1期生に遠慮していたのかもしれないですけど、今日も思ったことは発言するし、頼もしく、たくましくなりました。

小坂 うれしいです(笑)。でも、ライブのMCではマイクを持っているのに、ただうなずいているだけのことがまだあるので。ライブのあおりも、人生でまだ1回しかやったことないですから。

齊藤 そういえば、私はやったことないかも。きっと私たちは、あおり担当じゃないんだよ(笑)。

加藤 日向坂46になって、19年は『イナズマロックフェス』や『KOYABU SONIC』などアイドルだけではない音楽フェスにもたくさん出演させていただきました。特に『イナズマロックフェス』は、私たち以外のアーティストさんのファンが多くて、日向坂46はまだまだなんだなと痛感したんです。『東京ガールズコレクション』などのファッションイベントでも、アウェイを感じることもまだ多いです。20年はもっと、いろいろなところで求められるような存在になりたいですね。

小坂 確かに。私ももちろん、日向坂46をたくさんの方々に知っていただきたいけど、焦りすぎて空回りしちゃわないように気を付けないといけないなって。みんなで少しずつでも、着実に前へ進んでいければ。1年前の今頃は、まだ改名してシングルデビューすることも知らなかったから、1年後も今の自分があっと驚くくらい成長していたいです。

(ライター 西廣智一)

[日経エンタテインメント! 2020年1月号の記事を再構成]

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