企業や個人が公開した新しいアイデアやプロジェクトに対し、消費者が製品化を直接支援をする仕組みのクラウドファンディング。大手からベンチャーまで様々な企業が発売前の製品を公開しており、先端技術やとがったアイデアを盛り込んだガジェットの「博覧会」のような場にもなっている。今回は、クラウドファンディング大手の「Makuake(マクアケ)」とカルチュア・コンビニエンス・クラブ(TSUTAYA)グループが運営する「GREEN FUNDING」から、多くの支援額を集める斬新なガジェットを探し出した。
●紙のような書き味の電子ノート、書類閲覧もメモも1台で
【Makuake 支援金額:目標の690%以上(20年1月上旬時点)】
E Ink社の電子ペーパーを採用した「デジタルノート」。ワコム製デジタイザーとデジタルペンにより、緻密な筆圧検知に対応する。ペンや鉛筆で実際に紙に書いているような程よい摩擦感があり、反応速度も速くすらすらと書けた。
また、液晶画面とは異なり、紙に書いた文字のようにくっきりと表示されるのも電子ペーパーならでは。フロントライトを備え、暗い場所でも快適に使える。PDFを表示して「加筆」できるなど、ビジネス用途にも最適。本体の色はナチュラルなマットベージュを採用し、文房具との相性もいい。