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着込まず暖かく 大人が持ち歩きたい技あり防寒グッズ

納富廉邦のステーショナリー進化形

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NIKKEI STYLE

生活の中での防寒は意外に難しい。寒いからと着込んでしまうと、電車の中や建物の中で簡単に脱ぐことはできないし、下着を防寒性の高いものにすると、結局汗をかいてしまうことになる。基本的には、上着を暖かいものにして、カイロや手袋、マフラーなどで、随時、寒さを防ぐのが効率的だろう。

そこでこの記事はカバンの中やコートのポケットに入れておける防寒グッズの中から、機能とデザインに優れた大人の防寒グッズを3点紹介する。どれも、寒がりの筆者が実際に使って、手放せなくなったアイテムだ。

かぶるだけで格好良く暖かく

防寒において、首回りはとても重要だ。マフラーを巻いておくだけで体感温度がずいぶん変わるので、カバンに入るサイズのマフラーは冬の必携品なのだけれど、マフラーを格好良く巻くのは意外に難しい。また長いのでカバンなどに入れるときに畳むのも面倒くさい。そんなときに役立つのが「スヌード」。筒状になっているから、頭からかぶるだけですむ。

スタイルストアがHeart of Mongoliaに発注した「かたちを作りやすいカシミヤ100%スヌード」は、その名の通り、頭からかぶるだけで、それなりに形が決まる。着けるのも外すのも畳むのも楽で、街中での利用によく合っている。

素材は上質なモンゴル産のカシミヤをモンゴルの工場に直接発注していて、その分、価格も抑えられている。毛足が長いので、毛玉になりにくく、首に着けていてもチクチクしない。とても気持ち良く使えるのだ。

手洗い対応で自宅での洗濯も可能。畳めばカバンに入れやすい大きさになるし、軽いし、出し入れしやすい。何より本当に暖かい。寒い日ほど、この暖かさが実感できるので、これは本物だなと、使っていてしみじみ思う。

寒さを防ぎスマホを操作

2019年2月に訪れた冬のドイツで、最も「持っていて良かった」と思ったのが、このザ・ノース・フェイスの手袋「ウィンドストッパーイーチップグローブ(ユニセックス)」だった。

手袋をしたままスマホが操作できるのだが、その性能が驚くほど良いのだ。パーム部にU/R POWEREDの伝導性テクノロジーを採用した繊維を使っていて、指先だけでなく手のひら全体でスマホ画面が操作できる。しかも、手袋なしで操作しているのと変わらないくらいスムーズに動かせる。

モコモコしたタイプではないから、ある程度細かい操作もストレスなく行える。フランクフルトの街で、地図を参照したり検索したり翻訳したりという操作が、当たり前に行えて、途中手袋を外す必要もなかった。

防寒性能としても、手の甲への風を防ぐウィンドストッパー機能で風によって手先が冷えにくいから、見た目はスッキリしたデザインなのに、しっかりと暖かい。それでいて、ポケットの中のスマホや財布を取りだすのもスムーズだ。

サイズさえきちんと合うものを買えば、街中での防寒具としては、何の問題もない。ただ季節商品なので、売り切れると次の入荷は翌冬まで待たなければならない。早めの購入をお勧めする。

ぬか袋でじんわり暖かく

最後は自宅での使用がメインになるけれど、持ち運んでオフィスなどでも使えるグッズを紹介しよう。

落語の「たらちね」などにも登場する、米ぬかを中に入れた「ぬか袋」は昔は身体を洗うために使われていた。そのぬか袋を電子レンジと組み合わせることで「カイロ」的に使えるようにしたのが、この山燕庵(さんえんあん)の「ヌカモフ」だ。

この製品を電子レンジで温めると、その温かさが30分以上持続する。腰などに当てると、ほんとうに「じんわり」と温かく、しかもお風呂に入っているような、身体の芯から温かくなる感じがするのだ。使い捨てカイロの熱が苦手な筆者も、これはとても気持ち良く使い続けることができている。

サイズは、小振りのマクラくらいの大きさの「アイピロー」、椅子に置いたりおなかに当てたりするのにちょうどいい「ザブトン」、首に巻いて使える「ショルダー」の3種類がある。筆者は、「アイピロー」を椅子の背部分に置いて、腰に当てるようにして使っているが、その使い心地が、もう天国なのだ。米ぬかが温められると水蒸気が発生し、それによって身体を温める仕組みだから、これはいわば簡易サウナのようなものなのだ。それは気持ち良いわけだと思う。

もともと、お米を作っている農家で開発された製品で、その名の通り、米ぬかを袋に入れて、それにカバーを付けている。天然の米ぬかの香りがまた良いのだけれど、苦手な人は避けたほうがいいかもしれない。

温めなくても、腰に当てているだけで気持ち良いし、夏場は冷やして、目の周りを冷やすアイパッドとしても使える。製品自体が生ものなので、使用期間は1年なのだけど、冬は温め、夏は冷やしてと、しょっちゅう使えるから、十分元は取れるだろう。

納富廉邦
佐賀県出身、フリーライター。IT、伝統芸能、文房具、筆記具、革小物などの装身具、かばんや家電、飲食など、娯楽とモノを中心に執筆。「大人のカバンの中身講座」「やかんの本」など著書多数。

(写真 ヒロタコウキ=スタジオキャスパー、モデル 高岡希帆)

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