Win7ついにサポート終了 乗り換えはモダンPCに大河原克行のデータで見るファクト

国内では、すでに100機種以上のモダンPCが発売されている。

広がるモダンPCのラインアップ

たとえば、持ち運んで外出先での利用が多いのであれば、13.3型では世界最軽量となる698グラムを実現した富士通のLIFEBOOK UH-X/D2や、A4ノートよりも小さいコンパクトボディーで、2in1を実現したパナソニックのレッツノートCF-QV8、約20時間の長時間バッテリー駆動を実現しながら堅牢(けんろう)性と軽量を両立したNECのLAVIE Pro Mobile、マグネシウム合金を採用しながら、薄型軽量ボディーと高いコストパフォーマンスを両立した13.3型ノートパソコンのデルInspiron 13 7000などがお薦めだ。12.5型ディスプレーという新たなサイズで、フルサイズキーボードを実現したVAIO SX12も、外出先での利用には強い味方になるだろう。

また、より大型の15.6型ディスプレーや、デスクトップ並みのパフォーマンスが欲しいという場合にもモダンPCの選択肢はある。

15.6型ノートパソコンでは、アルミニウムボディーの質感や一部に木材を使用するとともに、第10世代インテルCoreプロセッサーを搭載。重たい処理も快適にこなせる日本HPのENVY x360 15や、OptaneメモリーやWi-Fi 6、Thunderbolt、生体認証といった先進機能を搭載した大画面モバイルのdynabook Z8などがある。

15.6型の大画面と990グラムの軽量を実現しながら、画面を触って直感的な操作ができるマルチタッチに対応した日本エイサーの「Swift 5 SF515-51T-H58Y/BF」や、液晶を囲むベゼルを極限まで狭くし、従来の15.6型モデルに比べ、コンパクトなボディーを実現したASUSのVivoBook X512を選択肢に加えてみるのもいいだろう。

そして、日本マイクロソフトのSurfaceシリーズもモダンPCに位置づけられ、幅広いラインアップで様々な用途に適した提案を行っている。

なお、日本マイクロソフトの調査によると、モダンPC購入者のうち、パソコンの起動時間が速くなったと感じる人は94%にも達しており、なかには、「従来のパソコンでは起動に2分かかっていたが、モダンPCでは20秒で起動する」といった声もあがる。また、薄くなり、カバンに入れてもかさばらないため、外出に持ち運ぶ人が73%に達し、「自宅用、外出用でパソコンをわけることがなくなった」という声も出ている。

モダンPC使用者の多くが起動が速くなったと感じており、外出に持ち歩いている

日本マイクロソフトがモダンPCの提唱を開始したのが2018年。当時は、モダンPCの展示コーナーを設置していた店舗は全国で24店舗だけだったが、現在では、400店舗にまで拡大した。さらに、パソコンメーカー各社も、モダンPCをプロモーションの訴求メッセージに使用するなど、業界全体をあげたプロモーションを実施。19年の夏商戦でのモダンPCの認知度は23%にまで上昇している。19年の年末商戦で認知度はさらに高まったもようだ。

これまで、パソコンの買い替えといえば、比較的低価格で購入でき、さらに、様々な機能が搭載された15.6型ノートパソコンを購入するというケースが多かった。とくに、地方都市では、そうした傾向が強く、地方都市の量販店店頭では、安心感がある国内ブランドのパソコンメーカーの15.6型ノートパソコンだけが展示されているという場合も多かった。

だが、その傾向は少しずつ変わってきており、地方や郊外におけるモダンPCの販売台数は、19年は前年比118%増と、18年の倍以上になったという。

Windows 7からの移行をきっかけに、モダンPCによって、快適な環境で、新たな機能を使うといった動きが出始めている。

個人ユーザーで、まだWindows 7から移行をしていない人は、これを機にモダンPCへ乗り換えてみてはいかがだろうか。ともかくWindows 7のまま使い続けるのは危険すぎるのだから。

(ライター 大河原克行)

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