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子どもの視聴はオンデマンド ワンオペパパの強い味方

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4歳の娘と6歳の息子を共働きで子育てしながら、毎日必死なイクメンFP、ヤマサキです。家事・育児に関わる時間は、少なくとも年間1500時間。今回は「テレビの見せ方」「配信サービスの活用法」について考えてみます。子育て目線で考えると、どんな活用方法があるのでしょうか。

テレビは録画して、見たいタイミングで視聴が基本

わが家は、基本的にテレビをつけません。テレビにムダに時間を割かれて、その間何もしない状態、というのが好きではないためです。いつもダラダラと何かテレビが映っている、ということはありません。そもそも、つけっぱなしにするほど見たい番組は多くないことも、理由の一つです。

テレビを見るときは、基本的には「オンデマンド式」と決めています。つまり、見たい番組は録画しておいて、時間が空いているなどのタイミングを意識して視聴しています。

子育てにおいて、テレビ番組をどう見せるかは難しい問題です。友達との話題についていけないのはかわいそうですし(私が割とそういう子どもだったので、同じ思いはさせたくない)、かといって無制限にずっと見せ続けるわけにもいきません。

わが家は4歳の女の子と6歳の男の子がいるのですが、やはりテレビを見たがります。そこでわが家では「いくつかの見せ方」を工夫し、上手にテレビと付き合う方法を考えてみました。

わが家のテレビの見せ方、動画配信サービス活用法を紹介しながら、イクメンのヒントとなりそうな「テレビ番組視聴のスタイル」について考えてみたいと思います。

テレビの録画視聴とネット配信を上手に利用

まず「オンデマンド式」で番組を見る体制を確保してみましょう。知っている、やっているという人も多いと思いますが、知らない人のために改めて基本を説明しておきます。

視聴体制を作る方法は大きく二つです。

● ブルーレイレコーダーと視聴アプリ
● 月額制のネット動画配信サービスのサブスクリプション契約

まずテレビ番組を録画するレコーダーです。レコーダーの価格は大容量ハードディスクが入っていても近年大きく値下がりしています。機種選びの際には容量を第一にしつつ、自社開発の視聴アプリがあるかどうかに着目してみるといいでしょう。

アプリがあると、録画した番組をスマホやタブレットでも視聴できるようになり、視聴する際の選択肢が大きく広がります。スマホからも予約できるようになり、とても便利です。ソニーパナソニックはアプリの安定性が高いようです。

動画配信サービスは、月単位の料金を支払うことで見放題になるものです(サブスクリプション契約)。Netflix、Amazonプライム・ビデオ、Hulu(フールー)、dTV(アニメだけ配信されるdアニメもある)などのサービスを利用することになります。負担額は、月額1000円程度です。

動画配信サービスは同時にいくつも契約する必要はないと思います。多くの番組は重複しており、どちらでも見られることが多いからです(一部限定配信もある)。既にAmazonプライム会員という場合は、Amazonプライム・ビデオは利用無料ですから、そこから始めてみればいいのではないでしょうか(会員費は年間4900円と比較的安価で、プライム会員はお急ぎ便・日時指定便使い放題を利用でき、一部商品の取扱手数料無料などの特典がある)。

ハードディスクの容量が大きいレコーダーを用意

ちなみに動画配信サービスにあまり対応しておらず、レコーダー活用必須なのはNHKの番組です。NHKの動物ドキュメンタリー番組や朝夕に放送される子ども向け教育番組などは、基本的に動画配信されません(あるいはかなり遅い時期の配信となる)。「とりあえず録画」でもいいのでレコーダーで保存しておくことをオススメします。わが家では毎日上書き保存になるようにして朝の番組を録画しています。

また、『プリキュア』シリーズや『ひみつ×戦士 ファントミラージュ!』などの女児向け番組、『仮面ライダー』シリーズや戦隊ものなどの男児向け番組も、なぜか即時配信されません(過去の作品は配信されていることがある)。こちらもレコーダーをセットして録画しておいたほうがいいでしょう。ディズニー系の映画なども同様なので、コツコツ録りためておくといいかもしれません。

わが家のレコーダーでは合計4テラ近いボリュームのストックがあり、子どもの年齢に応じて少しずつオープンにしています。ジブリ映画なども、テレビ放送されたときに録画しておき(未就学児に生放送で11時まで見せるわけにはいきませんから)、雨の週末やちょっと体調の悪い日などに上映会を開いてあげています。

レコーダーはもちろんですが、動画配信サービスもテレビで視聴できます。最近の液晶テレビなら、動画配信サービスをそのまま視聴できるものが増えていますいます。少し古いテレビであってもアマゾンの「Fire TV Stick」やグーグルの「Chromecast」、アップルの「Apple TV」などを購入し、テレビに接続すれば大画面で視聴できます。意外なところでは、ソニーの家庭用ゲーム機「プレイステーション(PS)4」を起動して視聴することも可能です。

また、スマホやタブレット視聴できるのは動画配信サービスだけではありません。レコーダーに録画した番組もそれぞれのアプリを利用することでスマホやタブレットに保存してリモート視聴することができます。

これにより、お出かけ時の活用の余地が大きく広がりますので、レコーダーもアプリ連動体制を確保しておくことをオススメします。

テレビを「意識的」に活用して「パパワンオペ」の強い味方に

さて、「設定編」がちょっと長くなってしまいましたが、ここからはイクメンのための「活用編」です。

パパが家事や育児に携わる時間を増やそうとしたとき、またワンオペ育児の日を設けてママには自由にお出かけしてもらうときなどは、どうしても子どもにかかりっきりというわけにはいきません。

ママに対して、「子どもにテレビばっかり見せるなよ……」と思っていたパパは、自分ひとりで家事や育児をやってみると「テレビを見せるしかないということがよく分かった」と思うはずです。

しかしこのとき、放送中のテレビ番組を適当につけて食事を作っている間に見せるのと、ストックしておいた動物のドキュメンタリー番組や30分アニメなどをセレクトして見せるのとは、長い目で見ると大きく違ってくると思います。

テレビは垂れ流しにすると、どうしても時間泥棒になるデメリットがあります。そうではなく、家事などで子どもにちょっと静かにしておいてほしい時間帯を、「見せてあげたい番組を見せる時間」に設定し、有効活用するのです。うまく習慣づけができると「パパがごはんを作る日は『ダーウィンがきた!』を見ながら待つ日」といった具合に、徐々にルール化、習慣化されていきます。イクメンのワンオペの強い味方として、オンデマンド式でテレビを活用してみてください。

タブレットに転送した動画は外出先で上手に使う

先ほどの設定をやっておいた家庭では、テレビ番組はスマホやタブレットで持ち出すこともできます。親の都合で外出したとき、子どもには少しだけおとなしくしてほしい時間帯があったりしますが、タブレットで短いアニメを見せるほうがYouTubeで無制限に視聴させるよりいいと思います。

また、転送しておいた動画はドライブ時の時間つぶしの選択肢としても上手に活用できます。ドライブ中はできるだけ車窓を楽しんだり会話を楽しんだりしたいですが、それだけで時間が持たないときもあります。そんなときに未視聴の番組を見せるといいのです。

例えばわが家は、ゴールデンウイークの外出で渋滞につかまったとき、録画しておいた『ドラえもん』の映画版を見せて、帰宅までもたせました。「備えあれば憂いなし」というと大げさですが、録画した番組を転送しておいたおかげで、子どもがガマンしきれない状態を回避することができました。

テレビ番組は上手に活用すれば、子どもの知的好奇心を高め、またコミュニケーション能力を高めるツールにもなりえます。一方で、完全にフリーに見させてしまうと、刺激的なコンテンツに触れてしまい、心配することもあります。上手にコントロールしながら視聴させることがとても大事なのです。

なお、これはママにはナイショの話ですが、「ママがいない日、パパとだけの夜には特別に見たことのない番組が見られる」という雰囲気を演出しておくと、その間子どもは夢中になってみてくれるのでイクメンのワンオペはぐっと楽になります。ちょっと背伸びした番組などもこういうときに試してみるといいかもしれません。

山崎俊輔
フィナンシャル・ウィズダム代表。AFP、1級DCプランナー、消費生活アドバイザー。中央大学法学部法律学科卒。企業年金研究所、FP総研を経て独立。退職金・企業年金制度と投資教育が専門。WEBを中心に約20本の連載を抱える。40歳を過ぎて男児と女児を子育て中のイクメンFP。家事・育児参加は一日平均6時間、保育園登園担当9割、18時帰宅率9割(22時すぎに仕事再開)。でも毎日妻には怒られる日々。近著に『共働き夫婦 お金の教科書』(プレジデント社)。

[日経DUAL 2019年7月18日付の掲載記事を基に再構成]

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