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DIYの初心者も安心 教室でみんな一緒に作る喜び体感

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自分の手を動かして家具を作ったり、壁を塗ったりするDIY。日曜大工というと黙々と作業するイメージがあるが、最近、複数人で学び、皆で協力して一つのものを作り上げるワークショップがあちこちで始まっている。DIYを通じたコミュニティが生まれているようだ。

参加者同士で助け合いも

東京・二子玉川にある「tukuriba」は、体験型DIYショップをうたう専門店。店内にはDIY初心者が使いやすい木材や壁紙が並び、工作工具を無料レンタルできるワークスペースを備える。初心者向けのワークショップも連日開催していて、12月5日には電動ドリルの使い方を学ぶ講座に男女6人が参加した。

ワークショップでは実際に木材に穴を開けながら、電動ドリルの使い方を身につけていく。2時間の講座はテンポよく進み、てこずっている人がいると講師の他、隣席の参加者同士がサポートする。最初はこわごわと工具を触っていた参加者も、後半になると手際が良くなる。

友人と一緒に初めて参加した50代の女性は「一人で練習するのが難しい工具の使い方も、先生や周りの人に教えてもらいながら楽しく学べた。自宅で使える家具を自作してみたい」と意気込む。

tukuribaを運営するクラフトスタイル(東京・世田谷)の長野恵理ブランドマネージャーによると、ワークショップの参加者は子育てが一段落した40~50代女性が多い。「ワークショップはすることが多く、没頭しているとあっという間に時間がたつ。一人参加がほとんどだが、終了後は雑談で盛り上がることもある」という。ワークスペースで一人で作業する傾向が強かった男性も、最近はワークショップ参加者が出ているという。

一方、東京・狛江市にある「コマエベース」はDIYスペースとカフェが一体となった施設だ。もともとは現オーナー菅野季子さんの父、進さんが個人的に使っていた場所だったが、進さんの他界後に改装。7月に夏休み中の子ども向けにDIY体験会を開いたところ好評だったことなどから、工具を自由に使えるDIYスペースの時間貸しサービスを開始した。

未経験者でも楽しめる場に

菅野さんは「DIYスペースの工具はすべて父が使ったもの。危険を伴う工具もあるので利用者を限定しているが、『興味はあるけど使い方がわからないので教えて』といった問い合わせが多い。講師を探し、様々な企画ができればと思う」と話す。

具体的には参加者全員で一つのものを作り上げるワークショップを考案中だ。「老朽化した1階の柵を作り直すワークショップを考えている。地域の人が集まり、子どもや未経験者もDIYに親しめる場にしたい」(菅野さん)

実際にワークショップを通じた空間作りをしている企業もある。神奈川県二宮町の「KUMIKI PROJECT」だ。オフィスやカフェ、個人宅などの所有者から依頼を受け、内装をリノベーションする「DITワークショップ」を開催している。DITは「Do It Together」の略で、DIYをもじっている。

参加するのはそのスペースの関係者や、インターネットを通じて応募したDIY好きの人。未経験者も多いため、材料をキット化し、難しい工程はあらかじめ工作しておくことで、空間作りを効率よく体験できるようにしている。

この12月にはNPO法人サービスグラントの新オフィスでDITワークショップを実施。社員や関係者が参加し、4日間かけて空間を作り替えた。「最初は床や壁の色も暗かったが、あたたかみのある空間になった」とサービスグラント小林智穂子事務局長。

KUMIKI PROJECTの桑原憂貴代表は「品質を保てるようインストラクターが指導しているが、プロのように素早くきれいにはできない。でも、手間をかけることで空間に愛着が湧く」と話す。

手間をかけることで愛着が生まれるのはDIYの醍醐味。そこに誰かと一緒に作った思い出が加わればなおさらだ。一人では難しそうと二の足を踏んでいた人も、これを機にトライしてみては。

(ライター かみゆ編集部 小沼 理)

[日本経済新聞夕刊2019年12月28日付]

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