受験英語は役に立つ 成長「見える化」で自分をのせる英語学習編

小林 岡田さんは大学時代に米国に1年間留学して、卒業後は外資系コンサルのマッキンゼーに入社したんですよね。英語、めちゃくちゃ必要な環境ですよね。

岡田 留学する前の学生時代、実は僕は英語が一番苦手な教科でした。だから留学するときに、米国での1年間は英語しか話さないって決めました。留学先で日本人から「おはよう」っていわれても「Good Morning」って返事してました。

小林 (笑)それは、日本人の友達が減りそう。

岡田 どんどんいなくなりました(笑)。そのかわり、米国人の友達がたくさんできて、英語力が上がりました。留学しても、特別な努力をしないでただ過ごしていたら英語力は1年程度ではそんなに上がらないですね。

小林 そうなんだ、ただ留学行きゃあいいってわけでもないんだね。それで、マッキンゼーではどうでしたか?

岡田 全然だめでした。英語力のせいで何度もクビになりそうになりました。会議の議事録をまとめるのが新卒社員の仕事だったのですが、会議で何を話しているか全然わからない。だから勝手な想像で議事録をまとめて「こんな話はしてないぞ」って怒られたりしていました。そこで英会話スクールにも通いましたが、ちっとも上達しない。なにかがおかしいと思ったことが、プログリットを起業した原点です。

小林 でも日常会話はできるんでしょ。いいなあ、わたしはマッキンゼーで通用しなくてもいいから日常会話を話せるようになりたい。

岡田 よく誤解されるところなんですけど、ビジネス英語より日常会話のほうが難しいです。

小林 え? 日常会話のほうが難しいんですか? 意外。なんで?

岡田 一般的にはビジネス英語のほうが日常会話よりも断然簡単です。自分の専門領域の話をするから。単語の意味も推測できるし、話のテーマもだいたい想像がつきますよね。逆に一番難しいのは、飲み屋で話をするような英語です。どんな話題が飛び出すかわからないですから。

小林 翻訳ソフトとか翻訳機がどんどん出てきているけれど、やっぱり自分で話せないと格好悪いなあって思うんですよね。だから、英語は話せるようになりたい。とはいえ、英語学習のモチベーションを維持するのは難しいですよね。

岡田 モチベーションを維持するには、まず、意味のある目標設定をしてください。次に、TOEICなどを受験して自分のレベルを確認しましょう。そして、納得感のある勉強方法を見つけること。なぜその教材を使っているのか、理解できない学習はしないほうがいいです。

小林 ふむふむ。

岡田 さらに、なにか指標を使って成長を「見える化」するんです。たとえば1分間に文章をいくつ話せるかというSPM(センテンス・パー・ミニット)とか1分間に何ワード読めるかを示すWPM(ワード・パー・ミニット)を測るんです。自分でエクセルなどでグラフにすれば、成長を実感できますよ。

小林 今岡田さんがおっしゃった方法って、どんな勉強でも同じだと思う。ギャルで全然勉強していなかった高校時代の私は、大学受験のための勉強を小学4年レベルからやり直しました。さすがに、それなら問題が解けるんですよ。自分がどれだけできるようになったのかが見えるようになる。自分の現在のレベルより難しいものにいきなり挑戦しても全然やる気でなくて、結局やめちゃうんだよね。「小さなできる」を「大きなやる気」に変えていく。これが重要ですね。

今こそ始める学び特集
学生参加型コミュニティ 登録受付中
メールマガジン登録
注目記事
今こそ始める学び特集
学生参加型コミュニティ 登録受付中
メールマガジン登録