小遣いは家事で稼げ

また「我が家のお小遣いは家事で自ら稼ぐ方式。例えばトイレ掃除なら1回50円」と言うのは、株式投資で数億円単位の資産を築いた個人投資家のDUKE。さん(ハンドルネーム、40代)。子供は9歳、7歳、4歳の男の子。三男誕生の際に育児休業を取ったことがきっかけで子育てする時間の豊かさに気づき、専業投資家となりました。

「お金に強い子供に育てる」ため、DUKE。家ではお小遣い、お年玉は一切なし。玄関や風呂掃除など、家事は家族全員で担当が決まっていて、それらは毎日やるのが当然。お小遣いが欲しい場合には、それに加えて家の仕事をします。壁にはDUKE。さん作成の「しごとメニュー」と「きんがく」の一覧が。「たくさん稼ぎたければたくさん家事をすればいい。要らないならする必要はありません。目的は、働くことで資金を得るというお金の流れの基本を習得することです」。

DUKE。さんが作った「しごとメニュー」

スーパーは最高のマネー教育の場

テレビ東京「Newsモーニングサテライト」で米国の政治・経済を解説するコーナーを持つタレントのパックン(48歳)が最高のマネー教育の場として活用しているのが、スーパーマーケットです。12歳の男の子と10歳の女の子の父親で、「仕事は趣味、子育てが本業」というほど子供と一緒にいるのが好きなパックン。

「スーパーマーケットで子供と一緒に夕飯の買い物をしながら、どんどん質問します。例えば『牛肉と鶏肉の値段、随分違うね。どうしてだと思う?』『瓶入りと詰め替え用のスパイス、1グラム当たりの値段で比較したらどっちが得かな?』。物の値段がどう決まるのか、自分なりの物差しを持つと、経済感覚が自然に身につきます」

他に「今日の買い物は2000円に収めたいけど、買い物籠に今いくら分入っている?」とか、レジでお金を支払う直前に「お釣りはいくらになるかな?」と尋ねれば、計算力も磨けるとか。お金は汚いものじゃなくて、上手に付き合うべきものだから、天気の話と同じ感覚で日常的に話題にすることを心がけているそうです。

スーパーマーケットで子供にいろいろ考えさせる
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