ラグジュアリーなホテルバーに赴くなら、オーセンティックバーとは趣向を変えた服装で臨むのがいい。よりモダンでエレガントなムードにまとめたいところだが、いかにも仕事然とした服装よりは、夜にふさわしい色気を匂わせると理想的。ただ、派手に盛るのはご法度。むしろ極力シンプルにまとめつつ、色と素材で艶を感じさせるのが紳士の流儀というものだ。ミニマルなだけに時計など小物に気を抜かないことも重要。
抑制しつつ色気を放つ。このバランスが肝
Point 1:シンプルな紺黒でストイックに
正統派な濃紺ストライプスーツも、インナーを黒のタートルニットに変えるだけで艶めく装いに。ポイントは素材感で、繊細でほんのり光沢感のあるもので統一するとよい。
Point 2:金時計の艶は夜にこそ映える
ゴールドケースのドレスウォッチは、昼においては品格を印象づけるが、夜の灯りの下では妖艶な顔も覗かせる。ストイックな装いにキラリと光る輝きが絶好のアクセントに。