検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

NIKKEI Primeについて

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

/

どれだけ知ってる? ナショジオで学ぶネズミトリビア

詳しくはこちら

NIKKEI STYLE

ナショナルジオグラフィック日本版

令和となって初めてのお正月はウキウキしますよね。今年の干支は「子」つまりネズミです。子年の景気や事件にまつわる話は、ほかで紹介されていると思うので、ここではナショジオが注目したネズミに関する興味深い記事を紹介しましょう。新年会のネタにでもお使いいただければ幸いです。

なぜ嫌われる?

人のあるところにネズミあり――ナショジオ2019年4月号の都市の大特集号で取り上げられた「都会のネズミたち」。この記事では、都会に棲むクマネズミやドブネズミに注目。いくら殺鼠剤を使っても駆除しきれない現実をレポートしています。

人が捨てる食料や農家の収穫物をあてにすれば食べるのに困らないことを学習したこれらのネズミが、時間をかけて原産のアジアから世界各地へと拡散するさまがわかります。

人がいるところにネズミあり 彼らと縁は切れるのか?

しかし、人間が被害者ではなく、加害者になるケースもありました。人が活動範囲を広げて航海をするようになると、ネズミがいなかった島にネズミを運び込んだことが原因で、在来種の海鳥の生息数が激減する事態を引き起こしています。

無残に傷つくアホウドリのひな、ハツカネズミに無抵抗

ネズミを悪者と考える理由のもう一つは、欧州の3分の1の人が死亡したとされる「黒死病」の媒介者というイメージが付きまとうからでしょう。ところが近年の研究で、感染の拡大を考えると、ネズミよりも人に寄生するノミやシラミが主な媒介者と考えるほうが自然という説が登場しています。ネズミばかりが悪者ではないようです。

中世「黒死病」の感染経路 ネズミではなかった?

人の役に立つネズミたち

ネズミは嫌いという人は多いと思いますが、今も様々な研究にネズミが使われ、ネズミのおかげで科学的知見を深めているのも事実です。

変わったところでは、ネズミにアルコールを投与して、その後の行動を見た研究があります。この研究が面白いのは、酩酊(めいてい)の度合いを調べたものではなく、アルコールによって雄ネズミの行動が変わるかを調べている点。

それによると、単独でアルコールを接種した雄は浮気をすることがわかりました。この結果が人間と同じかは、皆さんの想像にお任せします。

一人で酒を飲む夫は浮気する? 酒好きのネズミで確認

ネズミに関する研究をもう一つご紹介しましょう。一夫一婦制をとるプレーリーハタネズミ。夫婦が協力して子育てすることで知られています。このネズミはつがいになった結果、浮気をするようになるというのです。実はハタネズミは、つがいになるまで、仲間が雄か雌かの区別がつかないというのが理由というから驚きです。

ハタネズミ、妻を得て初めてメスの違いを認識

生き残る術に長ける

恐竜が地球上から姿を消す白亜紀末の大量絶滅を生き長らえた哺乳類。我々の祖先は、ネズミのような歯をもつ夜行性の小さな生物だったと考えられています。現代のネズミも、生き残る力は大したものです。

米国の砂漠に生息するカンガルーネズミは、天敵の毒ヘビからジャンプして逃れますが、実際にはバネのような強靭な脚を使って空中でヘビを蹴ります。まるで忍者のような身のこなしです(19年後半の人気動画・写真記事にもランクインしました)。

華麗なジャンプに空中キック ヘビの襲撃にネズミ反撃

そして現在確認されている標高6200mという世界で一番高い場所に棲む哺乳類もネズミでした。しかもこのネズミ、低地にも生息するネズミです。その活動範囲の広さは想像以上です。

海抜6200m 哺乳類で世界一高い場所にすむネズミ

私たちと同じ哺乳類であるネズミは、もちろん子どもへの愛情もたっぷりです。それを示すのがこの動画。わが子をヘビにさらわれた母ネズミが、猛然とヘビに挑みます。ヘビも母親の勢いに気おされたのか、くわえていた子ネズミを放り出し、ヘビだけに「ほうほうの体」で草むらへと逃げて行きました。母の愛を映像で確認ください。

母親ネズミが必死の猛攻 ヘビから我が子を救う

ネズミが教えてくれる睡眠の秘密

ところで、寝正月でちょっと自己嫌悪気味という方がいるかもしれません。でも、そんなことはないとネズミが教えてくれました。寝るのは代謝の良さの表れなんです。

NIKKEI STYLEでも人気の睡眠連載を執筆いただいている三島和夫先生によれば、ゾウとネズミの睡眠を比べると、実際に長く眠っているのは意外にもネズミだといいます。これはゾウよりもネズミのほうが基礎代謝の割合が大きいため。たくさん寝ることでエネルギーを貯めこんでいるのですね。ということで、読者の皆さんも、もう少し寝正月を満喫したほうが、休み明けが快調なのかもしれませんね。

ゾウとネズミ、よく寝るのは…睡眠時間は「燃費」次第

いかがだったでしょうか。今年もナショジオは、皆さんの好奇心を刺激する記事を提供していきます。改めまして、ネズミともども本年もナショナル ジオグラフィック日本版を、よろしくお願いいたします!

(文 編集部、日経ナショナル ジオグラフィック社)

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_