キャッシュレス決済 2020年は賢く使いお得に貯金考えておきたいお金の話(4)

写真はイメージ=123RF
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「2020年のお金の問題で考えておきたいこと」が今月のマネーハックのテーマです。「物価と給料」「働き方・稼ぎ方」「株価」という変化のありそうな内容について紹介してきました。最後は「キャッシュレス」を取り上げてみたいと思います。

2019年はキャッシュレス社会元年だった――。そう、後に記憶されることになるかもしれません。2018年秋あたりから急速に普及したQRコード決済はもはや珍しいものではなくなりました。また、2019年10月の消費増税に伴って実施されたキャッシュレス・消費者還元事業は大きな反響があるようです。

「ポイント還元」盛況、中小店舗での導入進む

キャッシュレス決済時のポイント還元制度の利用は急増しており、2019~2020年度の予算総額を見込みより約3000億円多い7000億円規模とする調整に入ったと日本経済新聞で11月29日に報じられています。

ポイント還元への拠出金が増えるということは、多くの国民がこの制度をきっかけにキャッシュレス決済を選択しているということでしょう。

またこれは、キャッシュレス決済に対応する店舗が増えたということです。中小店舗での採用を促す政策でもあったため、先行してキャッシュレス決済の導入が進んでいた大規模店舗と並んで、利用シーンは拡大したことになります。

QRコード決済、まだまだ動きありそう

2019年、キャッシュレス払いで躍進を遂げたのはQRコード決済です。金融システム開発のインフキュリオン・グループの調査によれば、QRコード決済率が2019年10月は同年3月の3倍に増えたそうです。クレジットカードや電子マネー(ICカード系)は変わらない、少しの増加であったことを踏まえると、QRコード決済が伸びている様子がうかがえます。

サービス別にみると、PayPayが大きくリードし、LINE Payと楽天ペイが同水準で追う構図のようです。さらに、いくつかの決済手段がその後を追います。

QRコード決済は、2018年の年初にはほとんど利用されていなかったことを思うと、普及の速さには驚かされます。

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