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台所番長厳選 一度は使いたいインドカレー用道具8選

合羽橋の台所番長が料理道具を徹底比較

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NIKKEI STYLE

合羽橋の老舗料理道具店「飯田屋」の6代目、飯田結太氏がイマドキの調理道具を徹底比較。今回はたちまちインド風のカレーセットになる、カレー専用調理道具を紹介する。

◇  ◇  ◇

こんにちは、飯田結太です。おせち料理、お餅など、お正月らしい料理を満喫したあと、なぜか食べたくなるのがカレーではないでしょうか。ひと口にカレーといってもさまざまな種類があります。欧風、インド風、アジアン風、日本のカレーライスなど。今回は、料理好きなら一度ははまる、インドカレーの調理道具を紹介します。(価格はすべて税別)

インドでカレーというと、スパイスをたくさん使った煮込み料理のことをさします。とにかくスパイスが豊富。その調合の仕方、食材の合わせ方で、味が見事に変わるんですよね。また、盛り付けられる器にも特徴があります。主にステンレス製のものが多いのですが、いつものカレーも器を変えるだけで本場インド風に見えるから不思議です。

どこかなつかしい、ビンテージ風が今のトレンド

カレーといえば、最初に頭に浮かぶのはカレーソースポットではないでしょうか。アラジンの魔法のランプのような形のソースポットは定番です。ソースポットなどのステンレス食器にはトレンドがあって、今人気なのが、ビンテージ加工されているもの。つや消し加工がされていたり、あえて、細かいキズのようなデザインがほどこされているんです。老舗カレーショップで使われている食器のような風合いがいいですね。

●ナンを入れるためのトレイ&バスケット

インドカレーに欠かせないパン「ナン」。カレー専門店にいくとできたてアツアツの巨大なナンがバスケットやトレイに入って提供されます。バスケットやトレイなら日本製でもいろいろありそうだと思いますが、インド製のものは雰囲気が違います。

日本製のように、きっちりとどこから見ても形が整っているものではなく、どことなくゆがんでいたりするのですが、それが味なんです。じつは、インドの人が飯田屋に買いに来ることが多いんです。これがないとカレーショップは始まらないようですね。

●チャパティ専用、個性的なフライパン

直径12センチほどのクレープのような薄いパン、チャパティもナン同様にインドカレーに欠かせないものです。チャパティには、タワと呼ばれる専用のフライパンがあります。一般的なフライパンとは違い、鍋表面がフラット。立ち上がりがないのが特徴。油をしかず、生地を焼き上げます。

じつは、インド本国では、ナンはタンドールという専用のつぼ釜型のオーブンがないと焼くことができず、高級品とされています。対してチャパティは、タワがあれば家庭でも簡単に作れるので、こちらのほうがインドの家庭料理に添えられることが多いんです。チャパティは、全粒粉と水、塩を混ぜてこねた生地を平たく伸ばして焼くだけ。家庭でも簡単に作れます。

●直接火にかけて、食卓にそのまま出せる鍋

カラヒは中華鍋のような形状のインドの鍋のことで、調理後そのまま食卓に出されることも多いので、料理名にもカラヒという名前が付けられているようです。インドでは食材を煮こみながら水分をとばして、その後に濃いめの味付けをして炒めて仕上げるようです。チキンカラヒなら、チキンの煮込み炒めのこと。鍋の素材はいろいろあるのですが、銅製が人気です。カラヒがあれば、高級インド料理になりますよ。

●一晩寝かせた味わい深いカレーができる土鍋

伊賀焼の土鍋で知られる長谷園のカレー鍋。鍋側面の板厚が驚くほど厚く、じっくりゆっくりと時間をかけて遠赤外線効果で食材を煮込んでいくので、食材全体に味がしっかりしみ込んで良い味わいになります。まるで、一晩寝かせたカレーのような味になるんです。

ただし、鍋の厚みがありすぎるので、出来上がりまでに時間がかかるのがデメリットで、業務用としては人気がありません。でも、カレーにこだわりたい人には好評。スープやシチューにも適しているので冬には重宝します。

インド人も買いに来る、本格インドカレーセット

専門店でインドカレーを注文すると、ほとんどステンレスのトレイに小さな器がたくさん並んだセットで提供されます。このときに使われているのが、タール(トレイ)とカトリ(器)、アチャールピクルス用器。これは、プロが購入していくのはもちろんですが、インドから旅行に来ている人にも人気が高く、大量に購入していく人が多いんです。本国で購入したほうが何かと便利ではないかと思うのですが。

サイズ違いの器がたくさんあり、それらを並べて使うだけでも楽しくなります。この冬はこのセットで、カレーパーティーなどいかがですか。

カレー専用スプーンというものもあります。普通のスプーンとの違いは、食べやすさ。ふちが広めで、すくいやすいようにフラットになっています。こちらは柳宗理シリーズのひとつ。一度使うと手放せないと好評です。

カレーは日本でも国民食のように定着している料理。各家庭で食材もスパイスも味も違うと思います。ちなみに、わが家のカレーは、キーマカレーが基本。しかもたっぷりのピーマン入り。ガラムマサラから作るのでしっかりスパイスの香りがして、ピーマンの食感がアクセントになってうまいんです。ぜひ、カレー用の調理道具で、オリジナルのカレーに挑戦してみてください。(談)

(文 広瀬敬代、写真 菊池くらげ)

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