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復活のロングブーツ 「ボリューム落差」で履きこなす

宮田理江のおしゃれレッスン

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NIKKEI STYLE

クラシックな装いや1970年代ヒッピー風のアレンジが勢いづくのを追い風に、ロングブーツが見直されています。ここ数年、もてはやされてきたストリートやスポーティーのテイストがやや落ち着く一方、再び注目を集めているのがレトロな着こなし。冬から春にかけてかさばりやすいアウターに、レッグラインをすっきり見せるロングブーツを合わせることで「ボリューム落差」を演出するのがポイント。そのうえ、ぬくもりもキープできる点で、頼りがいがあります。

ミラノの老舗ブランド「ETRO(エトロ)」が発表した、春を呼び込む2020年リゾート・コレクションを参考に、トレンド演出と引き締めメリットの両面で効果的なスタイリングをつかんでいきましょう。

ロマンチックなドレスをクールに引き締め

太ベルトとロングブーツをセットで使うと、キリッと引き締まった着映えに仕上がります。どちらも黒でそろえると、さらにスタイリッシュな見え具合に。足元がりりしく映る分、服でロマンチックなムードを醸し出すスタイリングが選べます。ふんわり膨らんだパフスリーブがほんのりフェミニン。太ベルトでしっかりウエストマークして、ドレスにめりはりを加えました。たおやかさとクールさが同居して、味わい深い装いにまとまっています。

ドレスの色を1色もらう形で、ロングブーツに取り込むと、全体のなじみがよくなります。複数の色を使った服なら、近い色をブーツに迎えやすいはず。スカーフを広げたような、マルチカラーのドレスは、ボヘミアンなたたずまい。赤や黄色をふんだんに使っているから、暖色系のブーツで合わせています。暖かいトーンの色を選んだおかげで、装い全体にポジティブなムードが加わりました。ダークカラーが増える冬にこそ、試したいカラーミックスです。

足首を見せて、スレンダーな「引き算」演出

ロングブーツを足首あたりまで露出すると、レッグラインをすっきり見せられます。パンツ裾をブーツの内側に収める「ブーツイン」も選べますが、あえて裾をロールアップすると、足首の細感を引き出せます。ポンチョは量感がたっぷりしているから、細身のパンツで会わせると、腰から下が一段とスレンダーに映ります。さらに、パンツ裾を深くロールアップして、ロングブーツをたっぷり露出。ボリュームの「落差」を生かして、膝から下をシャープに見せる「引き算」のコーデです。

目を引く色のロングブーツを選ぶと、すねのあたりまでブーツをのぞかせるアレンジの効果がアップします。視線を足元に引き込むと、全体のバランスが縦長に見えるので、取り入れたいスタイリング技です。裾をロールアップしたパンツの裾下からのぞかせたのは、あでやかなブラウン系のロングブーツ。淡い色味のパンツよりもずっと濃いトーンだから、足首ゾーンが引き締まって見えます。ジャケットやコートなどのアウターの上からベルトを巻けば、くびれを印象づけやすくなります。パンツルックをフェミニンに格上げするテクニックです。

パンツ裾をブーツに収めて、シャープにりりしく

パンツの裾を、ブーツ内に収めるブーツインは、膝から下がすぼまって映るから、若々しくアクティブなルックにまとまります。まるで乗馬姿のようにも見えて、コンパクトな脚線イメージが目に飛び込んでくるのもこの合わせ方の長所です。クリーンな印象のホワイトコーデに、ブラウン系のロングブーツを組み込みました。ブーツインで細感を引き立てたいなら、このように色味をはっきり変えて、コントラストをくっきりさせましょう。パンツとブーツの間にきれいなドレープを作ると、表情が深くなります。ブーツの履き口の上あたりで、パンツを少したるませるのは、さらに膝下(ひざもと)を細く見せる小技です。

ゆったりしたシルエットのワイドパンツは人気が衰えを見せません。ロングブーツと組み合わせて、膝下からブーツインすると、ゴルフや登山でおなじみのニッカボッカに似た見え具合に。ボリュームの抑揚がついて、着姿に動きが生まれます。貴族的なムードも漂うから、クラシックや品格を意識する今のトレンドにもマッチ。ワイドパンツのたっぷりしたドレープが穏やかな着映えに導いてくれます。

自由で華やかなブルジョワ・ボヘミアンはタイムレスな魅力

ペイズリー柄で有名な1968年創業ブランドの「ETRO(エトロ)」。クリエイティブ・ディレクターのVeronica Etro(ヴェロニカ・エトロ)氏は、本コレクションで70年代のヒッピー気分をモダンによみがえらせました。ロマンチック感とボーイズテイストも加わって、ニュアンスの深いミックステイストを提案。時代を越えたタイムレスな魅力を大切にする、今の気分を反映しています。

冬の代表的な靴といえるロングブーツは、膝まで届くだけに、装いのイメージを左右するキーピースに役立ちます。クラシックなブルジョワレディー(貴婦人)が注目トレンドに浮上しているなか、品格コーデに整えやすいのも、ロングブーツを取り入れたくなる理由。レッグラインを引き締めてくれる効果とともに、春先の冷えも防いでくれる頼もしいツールでもあるから、着こなしに取り入れてみては。

(画像協力)
エトロ
https://www.etro.com/jp-ja/
宮田理江
ファッションジャーナリスト、ファッションディレクター。多彩なメディアでランウェイリポートからトレンド情報、スタイリング指南などを発信。バイヤー、プレスなど業界経験を生かした、「買う側・着る側の気持ち」に目配りした解説が好評。自らのテレビ通販ブランドもプロデュース。セミナーやイベント出演も多い。 著書に「おしゃれの近道」「もっとおしゃれの近道」(ともに、学研パブリッシング)がある。

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