Men's Fashion

ボウタイ結んでパーティーへ 装いに華やぎをプラス

How to

2019.12.19

MEN'S EX

Vゾーンは対面した相手の目に真っ先に飛び込む箇所であり、どんな男であるかを描き出す絶好のキャンバス。上手にタイやシャツを合わせ、成熟した男の知性とセンスを表現したい。




年末年始は公私ともにパーティやイベントが目白押しという人も多いだろう。そこにいつもと同じ装いで出向くのは無粋。その場に見合った華やぎ感あるスタイルで現れるのがゲストの心得だ。そこで重宝するのがボウタイ。今は種類も豊富で、タキシードだけでなく、手持ちのスーツやジャケットに馴染む1本も見つけやすい。手軽に着飾った雰囲気が醸せる奥の手のアイテムとして是非活用していただきたい。

■STRASBURGO
シルク100%の同店オリジナルボウタイ。黒にシルバーのピンドットを配し、落ち着きと華やぎを両立した。ハンドメイドならではのふっくらした仕上がりも魅力だ。 1万2000円/ストラスブルゴ(ストラスブルゴ)

ジャケット16万5000円/ギーブス&ホークス(ヴァルカナイズ・ロンドン) シャツ3万2000円/バグッタ(トレメッツォ) チーフ〈スタイリスト私物〉

[ 入門 ]

“単色のべロア地”ボウタイ

■UNITED ARROWS(上)
色は黒ではなくグレー。光の加減でドレープ部がシルバーに輝き、胸元をリッチに格調高く彩ってくれる。 7000円/ユナイテッドアローズ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)

■DRAKE’S(下)
洒落者御用達の英国タイブランドによる赤ベロアのボウタイ。タイ同様こちらも英国生産を遵守しており、キュッとした結び目もじつに優雅。 1万6000円/ドレイクス(リングヂャケットマイスター206 青山店)

ベロアはフォーマル度が強いが、じつは冬素材の服に幅広く馴染む。それが単色なら一層合わせが簡単だ。

1. スーツとボウタイをグレーで統一し、カラーシャツの粋を際立たせた。 スーツ12万6000円/バルバ(ストラスブルゴ) シャツ9900円〈オーダー価格〉/麻布テーラー(麻布テーラープレスルーム)

2. ギンガムチェックで少しカジュアルに。 スーツ9万1000円/サンタニエッロ(バインド ピーアール) シャツ9900円〈オーダー価格〉/麻布テーラー(麻布テーラープレスルーム)

3. ダブルスーツと合わせればぐっとフォーマル感アップ。 スーツ14万円/タリアトーレ(トレメッツォ) シャツ1万3000円/ユニバーサルランゲージ(ユニバーサルランゲージ 渋谷店)

4. 紺のトーン・オン・トーンに、暗めの赤が艶やかな彩りに。 ジャケット14万円/リングヂャケットマイスター(リングヂャケットマイスター206 青山店) シャツ2万5000円/バグッタ(トレメッツォ)

5. 織り柄入りの白シャツで素材感の効いたスーツとボウタイを橋渡し。 スーツ4万9000円/ユニバーサルランゲージ(ユニバーサルランゲージ 渋谷店) シャツ2万3000円/エリコ フォルミコラ(エストネーション)

6. 赤×茶の暖色コーデで柔らかにフォーマル感を演出。 スーツ13万円〈オーダー価格〉/麻布テーラー(麻布テーラープレスルーム) シャツ3万3000円/ターンブル&アッサー(ヴァルカナイズ・ロンドン)