純一郎氏:ブルーのBDシャツ+チノパンが今どきプレッピー

首相時代の01年、米国大統領専用別荘があるキャンプデービッドで、当時のブッシュ大統領とゴルフをしながら歩いている写真を見ると、ブルーのポロラルフローレンのボタンダウン(BD)シャツにツータックでコインポケット付きのチノパンを合わせている。

当時この格好は、クールビズなんてまだなかった同世代のカジュアル下手なオジサンサラリーマンたちから「ワシらも純ちゃんみたいな格好をすればいいのだ」と絶賛されて、ラルフローレンの青いシャツは、新橋方面のサラリーマンを中心にバカ売れした。しかし若者からは典型的なオジサンの休日スタイルで「ダサッ」と言われていたのだ。

ところが今あらためて見ると、いやいや、そんなことは全然ありません。流行はグルリと一周回って、このスタイルは実に今どきのアメトラやプレッピーなんである。

シャツの裾をややブラウジングさせてルーズに着ているラルフの青いBDシャツの襟元から白いTシャツをのぞかせて、ちゃんとシャツの裾をインしてコインポケットが付いたツータックのチノパンツをはいている純一郎氏のナード(あえてダサい要素を取り入れること)な着こなし。うーむ、まさに「アニーホール」のウッディ・アレンみたいではないか。

まぁしかし、ブッシュ大統領からボマージャケットをプレゼントされたり、サングラスを掛けてエルビス・プレスリーの「ラブ・ミー・テンダー」を歌ったりと、当時からお父さんの純一郎氏もかなりアメカジでしたからね~。

そんな、とってもおしゃれな横須賀の小泉一族。ひょっとしてこの先、進次郎氏が首相になったら、ホントに日本のJ.F.ケネディと呼ばれるかもしれないぞ。その場合、やっぱり滝川クリステルは日本のジャクリーン夫人になるのか。

いで あつし
1961年静岡生まれ。コピーライターとしてパルコ、西武などの広告を手掛ける。雑誌「ポパイ」にエディターとして参加。大のアメカジ通として知られライター、コラムニストとしてメンズファッション誌、TV誌、新聞などで執筆。「ビギン」、「MEN’S EX」、JR東海道新幹線グリーン車内誌「ひととき」で連載コラムを持つ。

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