天皇皇后両陛下の即位礼正殿の儀に参列した時には、SNSで「小泉進次郎のネクタイ、おかしいんとちゃう?」と話題にもなった。

どういうことかというと、こういったときの男性のドレスコードはえんび服かモーニングコートである。参列した年配の政治家の多くはえんび服に白いボウタイだったが、進次郎氏は若々しくモーニングコートに黒白のストライプタイであった。ドレスコード的には安倍首相の昭恵夫人よりまったく問題ないのだが、普段からレジメンタルタイのイメージが強いので余計に目立ってしまって「おかしいんとちゃう?」とバズってしまったんですねー。

孝太郎氏:コートもバッグも英国カントリースタイル

進次郎氏のファッションセンスが、がぜん発揮されるのがクールビズスタイルである。他のどの政治家よりもスーツにノータイがよく似合う。シャツはクレリックシャツなどの時もあり、シャツイチの時の腕まくりスタイルはそれこそ「セクシー」で、中年の女性たちがキャーキャーしちゃうんですね~。

愛用のシャツは、熊本県人吉のシャツメーカー「HITOYOSHI」のパターンオーダーシャツ。襟はセミワイドカラーで、色は白が多い。ここはセレクトショップのオリジナルシャツも手掛けている知る人ぞ知るメードインジャパンブランドの高級シャツメーカーである。

スカジャン姿でイベントに登場=共同

2017年の衆院選の選挙戦の時には、地元の神奈川県横須賀市でのスカジャンスタイルが話題になった。ちょうどこの頃、「グッチ」などラグジュアリーブランドや「ビームスジャパン」からスカジャンが発売されてスカジャンがブームになっていたので、まさにジャストタイミングといえますね~。しかも着ていたのはダサいペラペラ生地の安物なんかではなく、ビームスジャパンが別注したメーカーと同じ、「テーラー東洋」のスカジャンなんである。

いやぁ~、さすがは横須賀の小泉一族の進次郎氏であります。ちなみに、普段愛用のかばんは「フェリージ」のナイロンバッグなんだそうだ。この絶妙なブランドのセレクトセンスも、今どきの同世代のサラリーマンのセンスと同じで万事抜かりがありません。

ところで、横須賀の小泉一族といえば、お兄ちゃんで俳優の小泉孝太郎氏もおります。弟の電撃入籍でワイドショーのインタビューに答えた時のトマトの柄のシャツが話題になったが、あれはTVドラマの衣装のままでインタビューに答えていたから。実はホントはお兄ちゃんの方が服好きなんじゃなかろうかと筆者は踏んでいる。

小泉孝太郎さん(中央)のトマト柄のシャツが話題に=時事

というのも、某テレビ局の旅番組に孝太郎氏が出演していた時のこと。季節はちょうど春先だったのだが、一目で「ビームスプラス」の別注とわかる、タータンチェック柄の春夏仕様の「バブアー」を着ていたのだ。しかもこれに合わせて斜め掛けしていたかばんも、おそらく英国ブランドの「ブレディ」である。うーむ、これはなかなかのものですよ。スタイリストが付いて着せられていた感はまったくありませんでしたからね。

と、思っていたら、2人の上をいくもっとカジュアル上手がいた。そう、誰あろう、お父さんの純一郎氏である。

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純一郎氏:ブルーのBDシャツ+チノパンが今どきプレッ
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