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Win7サポート終了直前 失敗しないノートPC選び

戸田覚の最新デジタル機器レビュー

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NIKKEI STYLE

Windows 7のサポートが終わる2020年1月14日まであとわずか。この年末年始は新しいパソコンに買い替えるチャンスだ。今回は、10万円台で買える国内メーカーのモデルを3製品紹介する。なお、出たばかりのモデルも多く、遠からずここで表示した価格よりも数万円安く買えるようになるだろう。

国内メーカーを選んだのは、安心感からだ。キーボードが日本語入力に向いており、サポートも安心。また、大手家電量販店で相談しながら購入できる。

働き方改革などで、モバイルノートへの注目が集まっているが、今でも一番売れているのはA4ノートだ。パソコンを持ち歩く気がなく、家で使うならA4ノートが無難な選択だ。画面が大きいので作業性が高く、テンキーが付いているので数字も打ちやすい。なにより、これまで使い続けてきたのがA4ノートなら同じカテゴリでの買い換えが妥当だろう。

メーカー:NEC 
製品名:LAVIE NS300/NA 13万7800円 
画面サイズ:15.6インチ(1920×1080ドット) 
CPU:Core i3-8145U 
メモリー:4GB 
記憶装置:1TB HDD(インテルOptaneメモリー) 
重量:2.2キロ 
バッテリー駆動時間:9.6時間
メーカー:富士通 
製品名:LIFEBOOK AH42/D3 10万9780円 
画面サイズ:15.6インチ(1366×768ドット) 
CPU:Celeron 4205U 
メモリー:4GB 
記憶装置:256GB SSD 
重量:2キロ 
バッテリー駆動時間:8時間
メーカー:Dynabook 
製品名:dynabook T4 13万3980円 
画面サイズ:15.6インチ(1920×1080ドット) 
CPU:Celeron 4205U 
メモリー:4GB 
記憶装置:1TB HDD 
重量:2.4キロ 
バッテリー駆動時間:9時間 

デザインにかなり違いがある

このクラスの格安のモデルは、とても激しい価格競争になっているので、ボディーに掛けるコストが限られる。コストをどれだけ抑えて、見栄えをよくするかが競争のポイントだ。ただし、ここ最近はディスプレーの額縁部分を細く設計したモデルが人気になっている。つまり、同じ画面サイズながら本体が小さく設計できるわけだ。本体が小さければ、持ち運びがしやすくなり、また机の上でも若干ながら場所を取らない。

すでに、上位モデルはほとんどが狭額縁になっており、10万円程度の安価なモデルも遠からず狭額縁になってくるはずだ。だが、今回の3製品で狭額縁なのは、LIFEBOOK AH42/D3だけだ。見た目にも斬新で、本体が一回り小さいのがうれしいところ。

さらに、重量も3モデルの中では最も軽い。

拡張性はdynabookが秀でている

最近は、A4ノートでもあまり拡張性を気にしなくなっている。プリンターなどをワイヤレスで使うことが多いからだ。とはいえ、たとえばスマホやデジカメなどの充電を考えると、USBポートは数が多い方がうれしい。

今回登場した3製品では、dynabook T4とLIFEBOOK AH42/D3がUSB端子を3つ搭載する。LAVIE NS300/NAは、2つのみなので、A4ノートとしては物足りない。

全製品最新のUSB-C端子も1つずつ搭載する。dynabook T4は、通常のACアダプターだけでなく、USB-C端子からの充電にも対応する。USB-C対応の市販のACアダプターからも充電できるので(実際に充電に使えるかどうかは機器ごとに確認が必要)、何かと便利だ。ACアダプターを部屋ごとに置いておくなど、より柔軟な持ち運びができる。

どの製品も、DVDスーパーマルチドライブを搭載する。映画を見たり写真をディスクに書き出せたりするが、最近はそういった利用機会が減っている。

なお、駆動時間はどの製品も長く、家の中でアクティブに利用できるはずだ。

性能の判断は難しい

今回は、筆者の判断で製品を選択した。一昔前のように、ほぼ同じ性能の製品を横並びで選ぶのが難しくなっている。

LIFEBOOK AH42/D3は、やや格下のモデルで価格が安い。それでも、性能的には優れていて、ハードディスク(以下HDD)ではなく高速なSSDを搭載している。これによって、CPUの性能以上に快適に利用できる。体感上の快適さは3製品の中でも1番と言っていいだろう。ところが、容量が256GBと少ないので保存できるデータに限りがある。また、ディスプレーの解像度が低く画像が粗いのは、格下モデルだから致し方のないところだ。

LAVIE NS300/NAは、CPUが最も速く、ストレージは1TBのHDDなので保存にも余裕がある。さらに、単なるHDDではなく、キャッシュとしてインテルのOptane(オプテイン)メモリーを組み合わせることで体感速度も向上している。ディスプレーの解像度も高く、性能的なバンランスは最良だ。

dynabook T4は、ディスプレーの解像度は高いのだが、シンプルなHDDを搭載するので起動もちょっと待たされる。

入力のしやすさはLIFEBOOK AH42/D3に軍配

キーボードの配列は、LIFEBOOK AH42/D3が最も優れている。矢印キーが一段下がっていて、また、タッチパッドにも左右のクリックボタンを搭載し、タイプ感も良く、とても打ちやすい。

dynabook T4とLAVIE NS300/NAも、A4ノートらしく打ちやすいが、LIFEBOOK AH42/D3にはかなわない。特にタッチパッドにクリックボタンがないのは残念だ。

また、付属のマウスはどれも小型タイプで普通に使えるが、dynabook T4はややチープに感じた。

どの製品を選ぶべきか

まず、製品を買うときの実売価格を入念にチェックしてほしい。安ければ良いわけではなく、予算の中で最もスペックの高いモデルを買って長く使うのがおすすめだ。さらに、店頭には今シーズン以前の型落ちモデルやスペックの異なる店舗限定モデルも販売されている。

選択のポイントとしては、まずストレージの容量をチェックしよう。いま使っているパソコンがHDDなら、SSDだけでは心もとない。1TBのHDDを選ぶべきで、速度を考えるとインテルOptaneメモリーも搭載している製品がおすすめだ。さらに上位モデルはSSD+HDDという構成で、こちらは非常におすすめだが、かなり高くなる。型落ちで良いモデルが見つかれば推奨できる。

CPUは高速なほど良いのだが、最適なストレージを選ぶとおのずずから決まってくるだろう。次に重要視したいのは入力性だ。キーボードは自分が打ちやすいモデルをおすすめする。入力性が低い大型のノートパソコンを買ってしまうとストレスになるからだ。

今回の3製品の中では、LIFEBOOK AH42/D3がおすすめだが、ストレージの保存容量が少なく、ディスプレーの解像度が低い欠点がある。無難に買うならLAVIE NS300/NAを推奨する。dynabookは、T8以上の上位機を推奨する。

戸田覚
 1963年生まれのビジネス書作家。著書は120冊以上に上る。パソコンなどのデジタル製品にも造詣が深く、多数の連載記事も持つ。ユーザー視点の辛口評価が好評。

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