2万円の10型タブレット 画面と性能はファーウェイ
年末商戦で店頭がにぎわうこの時期は、良いモノをを安く買える絶好のチャンスだ。そこで読者の関心が高い周辺機器の中からジャンルごとに注目製品をピックアップ。実際に触ってレビューし、オススメの逸品を探した。今日紹介するのは2万円前後で買える10型のタブレットだ。
アンドロイドタブレットがお得
タブレットは最近、10型(10.1型)の大画面モデルが主流になっている。なかでも2万円前後で買えるアンドロイドタブレットが高コスパで狙い目だ。ウェブ閲覧や動画の視聴、電子書籍やゲーム用の端末として購入するのに最適だ。
お薦めはファーウェイの「メディアパッドT5」。メモリーとストレージの容量が大きい上位機は2万円台半ばだが、それだけに満足のいく性能。外観や液晶も美しく、バッテリー駆動時間も長い。また下位機のほうも十分な性能で、価格が大幅に下がったこともあり、コスパに優れる。
アマゾンなどで売られている格安品はどうだろうか。バンキョーとオールドキューブの製品を買ってみたが、スペックは十分でベンチマーク結果もまずまず。
ただし、液晶表面の加工が安っぽく、端のほうに凹凸があるなど外観はいまひとつ。またウェブページを滑らかにスクロールできないなど、売れ筋の4製品に比べると不満が残った[注1]。
ちなみに、今回取り上げた製品はすべてフルHD(1920×1080ドット)の動画を難なく再生できた。ただ、4K動画を再生できたのはファーウェイの2製品だけだった[注2]。
[注1]「iPlay10 Proタブレット」は、日本の電波法令で定められた技術基準に適合している無線機であることを証明する「技適マーク」が付いていなかった。そのため国内での使用は電波法違反になる場合があるので注意が必要だ
[注2]MP4形式の動画をストレージに保存して再生した
[日経PC21 2020年1月号掲載記事を再構成]
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