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メディアアーティストの市原えつこさん。祭りの主催もモチベーション維持に役立つという(2019年11月、東京都中野区)

メディアアーティストの市原えつこさん。祭りの主催もモチベーション維持に役立つという(2019年11月、東京都中野区)

comemo

次代を担う「旗手」は何を感じ、何を考えているのか――。日本経済新聞社が運営する投稿プラットフォーム「COMEMO」から、ビジネスパーソンにも役立つイチオシの「キーオピニオンリーダー」が執筆した記事を紹介します。メディアアーティストの市原えつこさんによる「フリーランスの仕事術」第2回は「やる気」について。

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新卒で入社した検索サービスのヤフー(現Zホールディングス)を5年で退職してフリーランスになったばかりの頃、私は毎日がハイテンションでやる気に満ちあふれていました。場所や時間に縛られない日々の到来、新しい仕事に新しい取引先との出会い、新鮮なことだらけ。それが、フリーランス生活が2年を経過したあたりのころ、独立当初のようなやる気が出ずバーンアウトしていた時期がありました。「やる気が出ない問題」にぶち当たってしまったのです。

フリーランスとして活動していると、会社のオフィスのような強制的に仕事をする環境が与えられるわけではなく、監視・監督してくれる上司もいないので、仕事に対する「やる気スイッチ」も自力で押さなければなりません。そんなときに私が真っ先に思いついたことは「働く場所を変えること」でした。

いかに体力を消耗せずに仕事をするか?

ときには、自分にとって「ここは最高で最強の仕事場だ!」と思えるような場所に出合えることもあります。

「気分転換がしたい!」と思い立って、長野県に旅立ったことがありました。私はとにかく東京の夏が苦手で、気候の影響による消耗が激しく、この時期はとにかく「いかに体力を消耗せずに仕事をするか?」に心を砕く日々になりがち。

それに比べて長野の夏は気温が低いわけではないのに、東京のようなジメジメとした湿気がなく、空気がカラッとしていて最高の環境でした。人が混雑するような場所も少ないので、どこへ行っても快適に過ごすことができました。長野県には「おためし移住」を推進するプログラムが多くあります。個性的なゲストハウスも多いので、自炊も組み合わせればさほど滞在コストをかけずにすみそうです。

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