成城石井、エスニック総菜で勝負 開発の舞台裏

Paravi

関東を中心に172店舗を展開する人気スーパー「成城石井」。こだわりの食品やワインやチーズなどの輸入品が客の支持を得ています。

そんな中、全体の売り上げの2割を占めるのが「総菜」だといいます。店頭には、約90種類もの総菜が並んでいます。自社のセントラルキッチンで作られる総菜のおいしさを支えているのが、一流ホテルの元シェフや有名店の元パティシエといった、数多くの料理人です。

原昭彦社長が、いま注目しているのが、東南アジアを中心としたスパイシーなエスニック料理で、総菜のなかでも売れています。

そうした中、新たな総菜のヒントを求めて、中国、マレーシア、インドなど色々な食文化が集まり、日本人の舌にも合う料理が多くあるというシンガポールへ向かいます。同行したのは総菜担当のエースの料理人勝本浩二さん。

スパイシーなエスニック料理の新商品開発に力を入れる

庶民向けの屋台からミシュランの星付きの名店まで足を運び、気になった料理があれば、調理場まで行きシェフに材料や作り方を聞き込むなど、3日間で18軒の店を食べ歩きました。なかでも2人をうならせたのが、ミシュランの星付きの店で食べた「チキンヌードル」。スルスルっと入る極細麺に、驚くほど柔らかく調理されたチキンは絶品です。

帰国した勝本さんは早速、本場の味を再現しながら、日本人に合う味の総菜開発に取り掛かかります。

試行錯誤の末に完成した新商品の総菜が店頭に並ぶ

2人をうならせた「チキンヌードル」のチキンは再現できましたが、極細麺を日本国内で入手することは難しく、一から作ることに。そこで頼ったのが老舗の製麺会社「比留間製麺」。粉の種類や水分を変えるなど試行錯誤の末「チキンヌードル」が完成しました。

新商品の開発をシンガポール政府がバックアップしていることもあり、試食会では政府の観光局北アジア局長も試食、「麺がおいしい」との感想に一安心。

発売1カ月の売り上げも良く、原社長は「成城石井の柱になる可能性は十分ある」と言います。

この映像と記事はテレビ東京「ガイアの夜明け」(2019年9月10日放送)の内容を配信用に再構成したものです。

(C)テレビ東京

[PlusParavi(プラスパラビ) 2019年11月19日付記事を再構成、映像や記事中の店舗数などは9月10日の番組放送時]

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