「言葉がしゃべれなくても、歌えば友達になれる。国の歴史も学べる。子供たちへの教育にもなったのかなと感じる」。ラグビーを知ってほしい、ワールドカップのすばらしさを一緒に味わってほしいと、草の根で始めたプロジェクトは、海外でも大きく報じられた。

20年オリンピック・パラリンピック見据える

15年から徐々に関心が高まってきたラグビーは、今回のワールドカップで「面白いスポーツ」として認知された。大会終了後も日本代表がテレビ番組に次々と招かれ、大学ラグビー対抗戦の注目試合は満員御礼。20年のオリンピック・パラリンピックに向けて、ラグビーファンの裾野拡大への道筋をつけたという達成感をかみしめる。

「ラグビーやっている人は人生が一番大事でラグビーもその一部分。ラグビーがすべてじゃないんです」

オリンピックには7人制ラグビーがあり、パラリンピックには車椅子ラグビーがある。次の目標は、車椅子ラグビー、視覚障害者によるブラインドラグビー、聴覚障害者によるデフラグビー、ビーチラグビーなど、さまざまなラグビーの普及をはかること。それらを束ねた団体を設置してイベントや教育をしたり、ラグビーを見たい人をつなぐポータルサイトを立ち上げたりしたいと思い描く。

日本大会では間接的にいい活動ができて、世界中の人々に喜びを与えられた。「時間は死ぬときから逆算して考える。限られた時間だから、いっぱい、やりたいことをやらないと」

(Men's Fashion編集長 松本和佳)

廣瀬 俊朗
1981年大阪生まれ。5歳からラグビースクールに通い、高校日本代表、U19日本代表を歴任。慶応義塾大学卒業後、東芝ブレイブルーパス入団。2007年日本代表に選出され、12年から13年まで主将を務める。16年に選手引退後、MBAを取得。 ラグビーをはじめとしたスポーツ普及と教育に重点的に取り組んでいる。

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