SNSやグリーティングカードで出会いを呼び込む
年末年始のお休みに入り、時間に余裕ができたときに1人でできる人間関係メンテナンス。それは、SNSでの友人検索です。
例えば、フェイスブックのタイムラインには友人の友人が表示されたり、投稿のシェアやタグ付けによって友人の友人の存在を知ったりすることがありますが、その人のページまで見に行く余裕は普段はなかなかないかと思います。
時間のある年末年始に、気になっていた「友人の友人」のプロフィルや投稿をチェックしてみてはいかがでしょうか。会ってみたい人が見つかったら、友人に「紹介して」と頼んでみたり、「○○さんの友人です」とダイレクトメッセージを送ってみたりする手もあるでしょう。
SNSで学生時代の友人の名前を検索すれば、長く会っていない人で、自分に近い業界、興味がある業界・企業で働いていたり起業していたりする人が見つかるかもしれません。あるいは会社を辞めた元同僚、以前の取引先の人なども探ってみると、「今はこんな仕事をしているのか。話をしてみたい」となるケースもあるでしょう。ダイレクトメッセージを送って旧縁を復活させてみてはいかがでしょうか。
「SNSは苦手」「ダイレクトメッセージを送るのはちょっと」という方は、往年の挨拶手段である年賀状を活用してみてください。単に送るだけでなく、「今、頑張っていること」「これから目指したいこと」などを記しておきましょう。思いがけない情報が寄せられるかもしれません。
なお、私の場合は、年賀状ではなく「クリスマスカード」を送ることを長年の習慣としてきました。当然ながらクライアント企業の経営者や担当者にも送るわけですが、年賀状だと一度に大量に届くため、埋もれてしまいます。そこで12月下旬、クリスマスカードと年賀状を一体化させて送るのです。
年賀状とは違い、1枚だけ届くので目立ちます。また、年賀状は多くの中に紛れてサッと目を通すだけになりがちですが、クリスマスあたりの時期はすでに「仕事納めモード」に入っていて、カードのメッセージもじっくり読んでいただきやすいかと思います。
カードに印刷するメッセージでは、ビジネスとプライベート両方について、私の今の状況や今後の目標を伝えています。
メールやチャットツールが主流になった昨今、年賀状やグリーティングカードはむしろ新鮮にも感じられるでしょう。用意するのは面倒でも、その手間をかけることで縁がつながり、一生のお付き合いに発展させられる可能性もあります。
実際、私はそのクリスマスカードを送ったことで、5~10年のブランクを越えて再度ご縁がつながった経験が何度もあります。