楽しい旅行のはずが高額キャンセル料 保険での備え方

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病気やけが、交通機関のトラブルによるキャンセルが保険の対象になるケースもある
病気やけが、交通機関のトラブルによるキャンセルが保険の対象になるケースもある

インターネットで航空券や旅行ツアーを申し込む機会が増えた。早期予約はお得な場合が多いが、日程の変更や払い戻しができず高いキャンセル料がかかるリスクもある。そんな突然のキャンセルに備える保険が登場している。

高いキャンセル料や返金がない場合の助けに

横浜市の男性会社員(43)は、2カ月先の北海道ツアーをネットで申し込んだ際、約6万円の旅行代金に1800円のキャンセル保険を付けた。旅行前日に熱を出し、3万円ほどのキャンセル料を支払った苦い経験があるからだ。

キャンセル保険は、旅行チケットなどで払い戻しを受けられない取り消し料や違約料などを補償する。一般にキャンセル保険を扱う旅行会社や航空会社、旅行サイトを通じて申し込むと、オプションで加入できる仕組みだ。

これまでは旅先でのアクシデントに備える旅行保険の特約で申し込むことができたが、単品で加入できる商品が充実しつつある。背景には近年、格安航空会社(LCC)を利用したツアーや、早割などを利用したネット予約の機会が増えたことがある。そういった商品は申し込み時点で高いキャンセル料が発生したり、自己都合のキャンセルによる返金ができなかったりする場合が多い。

AWPチケットガード少額短期保険(東京・品川)の「ピーチチケットガード」は、LCCのピーチ・アビエーションの航空券が対象。入院や急な出張によるキャンセルの場合、全額返金される。保険料は運賃の1割程度。ピーチのホームページで、航空券の購入後5日以内に申し込む。

AWPチケットガード少額短期保険には、国内外の旅行商品のキャンセル料を補填する「トリップキャンセル」や、宿泊施設のキャンセル料が対象の「宿泊キャンセル」などの商品もある。

これまで同社では、インフルエンザの流行時に「子供が熱を出した」、悪天候で電車がストップし「空港に行けない」などの理由によるキャンセルにも対応している。

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