液晶ディスプレー、24型も1万円台 お買い得機種は
デスクトップパソコンでの利用はもちろん、ノートでもサブディスプレーとしてつなぐと快適な液晶ディスプレー。最近は24型クラスが1万円台から手に入る。売れ筋は上の3製品で、いずれも23.8型のフルHD(1920×1080ドット)仕様。同クラスでは低価格帯の製品だ。それでも入力性能や画面の視認性は十分。映像入力は3製品ともアナログRGBとHDMIに対応する。
視野角は上下左右178度で横並び。110度ほどの角度から見ても差を感じなかった。ただし色合いには若干の違いも。
アイ・オー・データ機器の「DIOS-LDH241DB」は赤や黄の色合いが鮮やかで、やや黒が潰れ気味。ほかの2製品は、これに比べるとやや青みがかっている印象だ。
外観は、ベンキューの「GW2480T」だけが今風の「狭額縁」設計。高さや角度などを調節する機構や、部屋の明るさに合わせて輝度を調節する機能、ブルーライトをカットする機能まであるのもGW2480Tのみだ。
GW2480Tは3製品の中では一番高額だが、それに見合う満足感がある。もしあと1万円以上予算を増やせるなら、USB PDや4K解像度に対応する製品を狙いたい。USB PDに対応するUSBタイプC端子を備えるディスプレイなら、この端子からパソコンやスマホを充電することも可能だ。
[日経PC21 2020年1月号掲載記事を再構成]
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