現役女医プロボクサー 本気が本業に与えた意外な効用

日経doors

2019/12/11
試合中の高橋さん。相手に向かっていく強い表情が印象的(高橋さん提供)
試合中の高橋さん。相手に向かっていく強い表情が印象的(高橋さん提供)
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日々の仕事に励みながら、筋トレやエクササイズに励む女性たち。産婦人科医でありながら、「いつのまにかプロボクサーになってしまっていた」と語る高橋怜奈さんが語る、「ボクシングへ打ち込むことが本業にもたらした意外な効果」とは?

産婦人科医として働きながら、プロボクサーの顔も持つ高橋怜奈さん。2017年にプロデビューを果たして以来、4度試合に出場し、着々と実力を付けてきました。本業である医師の勤務時間は平日の8時半~17時と土曜日の8時半~14時。完全なオフは日曜日のみと忙しそうですが、スケジュールの合間をぬって週5~6回はボクシングジムへ足を運び、トレーニングに励んでいます。

音楽に合わせてサンドバッグをたたくなどフィットネス目的のボクシングとは違い、プロとしての練習や対戦では相手に殴られることも当然あります。試合前には緊張が高まり、楽しさより恐怖が勝ることも多いそうです。

そんな高橋さんには「なりたい体のロールモデル」がいるのだとか。例えば、映画『ターミネーター2』に登場するサラ・コナー(演じたのはリンダ・ハミルトン)。盛り上がる筋肉がガッチリと付いた、精神的にも肉体的にも強くてかっこいい女性像に憧れるといいます。

「20代の頃は本当になりたい自分を押し込めてしまっていた時期もありましたね。巻き髪にモテファッションで着飾って、『世の中ではこういうものがいいとされるんですよね?』という像に、自分を合わせていくような感覚でした。でも、せっかく好かれようとして自分を作っていたのに、結婚を考えていた恋人にもフラれてしまい……(笑)。30代を迎え、『なんか変わりたい!』と思っていたタイミングで、ボクシングと出合いました」

どちらかというと優等生タイプだったという高橋さん。体を鍛え始めて、何が変わった?