2020年は物価上昇 仕事力アップ・転職で給料増やす考えておきたいお金の話(1)

値上げに備えモノの値段に敏感になろう

2020年、物価はどうなるでしょうか。モノの値段を構成する要素から考えてみたとき、「原材料費」「人件費」「物流コスト」などは上昇の傾向にあるとされます。生産・管理コストや利益をそのままとすれば、モノの値段は上がるのが理屈です。

もちろん世の中はそう単純ではありませんから、生産・管理コストを抑えて価格を据え置く、あるいは利益率を下げてでも価格を維持すると判断することもあるでしょう。

しかし、そうした取り組みには限界がありますから、「値上げ」か「実質値上げ」に踏み切る流れは続くように思います。

私たちが消費者の目線で考えておくなら、2020年も物価は上昇する傾向が続くと考えて、それに備えておいたほうがよさそうです。

だとすれば、2020年はモノの値段にもっと敏感になること、満足度はできるだけ維持しつつより安い消費を実現できるよう工夫してみることが重要になってくるでしょう。

はたして給料は2020年春に上がるかどうか

さて、今週は「物価と給料」と2つのキーワードをセットにして考えています。この2つは密接な関係があるからです。

もし物価が上がったとき、これに見合う程度、あるいはそれを上回る水準の賃金上昇があれば、支出増は収入増によりカバーされることになります。

経済学的な理屈としては、物価上昇率と賃金上昇率は連動する関係にありますし、賃金上昇率が物価上昇率を上回ることが想定されています。

ただし、上昇のタイミングが一緒とは限りません。物価上昇が先で、賃上げが後追いする傾向にあります。賃金上昇はリアルタイムでは行われず、1年遅れで行われることが多いからです。

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