初めての戸建て購入 プロの物件選び4つのポイント不動産コンサルタント 田中歩

写真はイメージ=PIXTA
写真はイメージ=PIXTA

住まいを探している人は複数の物件を見て回っているでしょう。ただ、特に初めて住まいを購入する人のなかには漠然と見学している人も多いのではないでしょうか。せっかく時間をとって足を運ぶのですから、チェックすべきポイントを事前に押さえておけば、住まい選びはスムーズに進みます。ポイントを挙げればきりがないのですが、今回は不動産業者が戸建ての現地調査をするときに重視している4つのポイントを紹介します。

【ポイント1】古地図や土地条件図を準備

物件の住所を不動産業者に確認し、前日までに古地図や土地条件図、ハザードマップ、路線価図をチェックしましょう。

古地図は「比較地図」が便利です。インターネットで検索すれば閲覧できます。明治から大正時代の地図と、現在の地図の両方を同時に閲覧できるので、かつてどのように利用されていた土地なのかが一目瞭然です。同様に「今昔マップ」も参考になります。

土地条件図は国土地理院の「地理院地図」で検索すると閲覧でき、その土地がどのような成り立ちなのか、自然災害リスクはどのようなものが考えられるかについて調べることができます。このコラムの「住まいの災害リスク、簡単チェック ネットで地形把握」も参考にしてみてください。

【ポイント2】最寄り駅から物件まで歩く

不動産業者に車で案内してもらう人もいますが、気になる物件ならば自らの足で最寄り駅から歩いてみましょう。平日と休日のそれぞれ朝・昼・夜と歩いてみるのが理想です。

通勤や通学の際に危険な箇所がないか、例えば交通量が多かったり、夜間は明かりが少なく人気も少なそうな場所だったりした場合、迂回路の有無などを確認します。「ひったくり注意」「ちかんに注意」といった看板がある場所は、そういったリスクがあると認識しておくべきでしょう。